スワンバレーのワインツァー 4月21日(土) 快晴 23℃~10℃
スワンバレーは、パースから車で北へ30分、西オーストラリアの開拓史でも最も古いエリアで、スワンリバーの上流に位置し、ワインの栽培地としても世界的にも有名で、今でも30を超えるワイナリーが点在しており、古い建物も残る歴史を感じさせる地域だ。
今日のツァーは、五つものワイナリーを巡る感動のバスツァーだ。
出発は、シティーのシンボル、ベルタワーからだ。
30分程、スワンリバー沿いに、バスの車窓からの美しい雲の流れを観ていると、最初のワイナリー「Waters edge」に着いた。ここは、歴史ある古いワイナリーで、建物の中は古い木がむき出しになったとても雰囲気のあるワイナリーだ。バーテンダー娘がパフォーマンスを繰り広げながら、美味しいワインをふるまってくれ、我々ツァー客は大満足で、試飲は終わる気配がない状態だ。ワインを飲んではいけない運転手は、焼け気味に笑っていた。
ワインで火照った体で、次のワイナリーへ向かった。バスの車窓からは、広大な大地と紺碧の空に浮かぶ雲が描く素晴らしい眺めを楽しむこととなった。
次に訪れたのは、「Pinelli」と言う、これも古いワイナリーで、レンガ造りの貯蔵庫にはたくさんのワインが並べられ、とても雰囲気があるところだ。庭には古い鉄製の作業車が置いてあり、歴史を感じさせるオブジェとなっている。
みんな気持ちよく、試飲に興じており、フレンドリーな雰囲気になっている。
広大な大地に広がる葡萄畑を観ながら、まだまだワイナリー巡りは続く。
バスの運転手の話だと、この辺りのワイナリーを最初に開拓したのは、日本人だと言うことだ。それでなのか、ワイナリーの一部には、日本風の飾り付けがしてあるところも見受けられて、どこか懐かしく感じられたものだ。
この辺りのワイナリーが、サービスが行き届いているのはそのためなのかと、改めて、日本人の資質を見直すこととなった。
そう言えば、西オーストラリア博物館の寄付者名簿にも、日本企業の名が連なっていたことを思い出した。
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