近くにオーストラリアの植物だけを植えてある場所があります。
珍しい花や木が植えられているのですが、その中でいつも白い花が咲いている木があります。
その木の名前がやっと分かりました。
「ウエストリンギア」という木でした。
この木は季節に関わらず、いつでも小さな白い花が見られます。
本当の花期は春だということらしいけれど、1年中咲いているのを見ています。
この画像は同じ木を1月末、冬に撮ったものです。
葉っぱは枯れたように茶色くなっているのに、花は咲いていました。
これは夏のウエストリンギアです。
オーストラリア原産の低木なのですが、花や葉がローズマリーに似ていることから、別名では「オーストラリアン・ローズマリー」といわれているようです。
だからといって、ローズマリーとは全くの別物で、ローズマリー特有の香りなどは全くありません。
いつでも花が見られるのは南半球の花だからなのでしょうか?
季節が逆だから? 花が季節を間違えているから?
何故かは分かりませんが、1年中花が見られるのは嬉しいですね。
ウエストリンギアにも数種類あって、この木の種類は「ウエストリンギア・フルティコサ」という名前のようです。
派手さはありませんが、可愛い白い花が咲くので、最近では他の種類のウエストリンギアと同じように園芸店やホームセンターなどで扱われているようです。
学名:Westringia fruticosa
英名:Australian rosemary
別名:オーストラリアン・ローズマリー
科名・属名:シソ科 ウエストリンギア属
原産地:オーストラリア