「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」が咲いていました。
ヒガンバナに良く似た黄色い花ですが、これの花は「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」と呼ばれているヒガンバナ科の植物なのです。
赤いヒガンバナの近縁種です。
この場所はいつも通っているところなのに、突然黄色い花が現われたのでビックリしました。
ヒガンバナ類は最初は茎だけ伸びて、その先に花をつけるのだから、突然咲いたという印象なんですね。
花の特徴としては、鮮やかな黄色い花びらが6枚、大きさが6~7cmほどもあり、立派で豪華な花です。
花の中央から黄色い雄しべと雌しべが飛び出していて、花びらの縁が大きく波打っていることです。
ヒガンバナよりも少し遅く咲きます。
赤いヒガンバナもいいけれど、鮮やかな黄色のショウキズイセンもまた別の趣がありますね。
注意することは、ヒガンバナと同じくショウキズイセンにも球根には毒があります。
学名:Lycoris aurea
英名:Golden spider lily
別名:ショウキラン(鍾馗蘭)、ゴールデン・ハリケーン・リリー
科名・属名:ヒガンバナ科 ヒガンバナ属(リコリス属)
原産地:日本、台湾