大分旅行2日目の宿は九重町にある筋湯温泉に決めてありました。
明礬温泉『御宿ゑびす屋』を出てから、筋湯温泉面に行くためにいくつか案があったのですが、結局竹田市方面から行くことに決めました。
1時間半ほど車を走らせた最初の立ち寄り地は豊後大野市にある『原尻の滝』でした。
原尻の滝は日本の滝100選の中の一つで、”田園地帯に突然滝が出現している”といった珍しい滝なのです。
幅120m、高さが20mあって、半円状の滝壺になっています。
この滝は一応“東洋のナイアガラ”と称されているのですが、どうでしょう?
滝の正面には吊り橋の「滝見橋」があって、ここから滝を眺め、橋を渡って滝の周りを一周することができます。
また、滝の上流には川の中に建っている不思議な、珍しい鳥居もあります。
近くにある二ノ宮八幡宮の鳥居の一つで、付近で開催される「緒方三社 川越しまつり」の際にお神輿が川を渡る時に、神様が通過する道なのだそうです。
この滝の隣には「道の駅原尻の滝」があったので寄ってみました。
道の駅巡りも楽しいですよね。
ドライブしたときは道の駅を見つけると必ず立ち寄ります。
今回の旅行では「道の駅原尻の滝」、「道の駅長湯温泉」などに寄りました。
次に見学したのが『岡城跡』です。
岡城(おかじょう)は、竹田市にあって、滝廉太郎の「荒城の月」のモデルになったお城です。
お城は既に無くなっていますが、壮大な石垣が残っています。
駐車場から約20分、結構辛い階段を上りましたが、そこは別世界でした。
石垣と周囲の大自然は一見の価値がある場所です。
今回は城跡だけしか行きませんでしたが、実は岡藩の旧城下町だった竹田市には見どころがいっぱいあるのです。
武家屋敷通り、キリシタン洞窟礼拝堂などの史跡等々・・・たくさんあるのに、時間の関係で全部パスしてしまいました。
次回があったら絶対に行ってみたいと思います。
岡城跡を見学した後、この日はまだ温泉に入っていなかったので、やっぱりどこか立ち寄り湯をしなくちゃ、と・・・
この近くにある久住町にある『七里田温泉下ん湯』に決めました。
下ん湯は2年前の大分県であった震度5強の地震以来ずっと利用停止していたらしいのですが、去年の7月からリニューアルした再開したとのことでした。
この温泉は超高濃度の炭酸泉です。
ここから5kmほど離れた長湯温泉の「ラムネ温泉館」よりも炭酸量が多く、更に温度が高い温泉だということです。
ラムネ温泉館は既に何度か体験済みなので、もっと濃度の高い温泉に期待したのでしたが、この日は月に1度の休館日(毎月第2火曜日)に当たってしまったのです。
がっかりでしたが、翌日にまたチャレンジしようと決め、少し早めの時間でしたが、この日の宿に向かいました。
2泊目の宿は九重町にある筋湯温泉の『やまの彩』でした。
途中、久住高原あたりは数日前に雪が降ったようで、道路の両脇にはまだ雪が残っていました。