冬になるとプランターや庭を小さな鉢植えの花で飾るお宅が多く見られます。
パンジー、ビオラ、プリムラ、ノースポールなどが植えられているのを良く見かけます。
最近ではガーデンシクラメンも人気があるようです。
ガーデンシクラメンとはミニシクラメンの中でも特に耐寒性の強い品種で、冬でも屋外で育てられるように改良されたものです。
このようなポットに入ったガーデンシクラメンも今では定番になっていますね。
ウォーキング中、変わった咲き方のシクラメンを見つけました。
初めて見たシクラメンでした。
花弁が反り返らず、下を向いたまま。
裏側にあるはずのガクが目立って、花弁のように見えます。
ガクと花弁で紅白になっていて、とってもオシャレです。
このような咲き方を傘咲きと言うのだそうです。
花をひっくり返してみたら、一般的なシクラメンと同じで、ただ花弁が反り返っていないだけでした。
調べてみたらこのシクラメンは2018年に日本に入ってきたようです。
5~6年前から既にあったのに、今まで全く見たこともありませんでした。
オランダにあるシクラメンの育種で有名な『スクーネベルド社(Schoneveld)』が作った品種だとのことでした。
品種名は『ガーデンシクラメン・ジックス』と言うのだそうです。
学名:Cyclamen persicum
英名:Cyclamen
別名:カガリビバナ(篝火花)、ブタノマンジュウ(豚の饅頭)
科名・属名:サクラソウ科 シクラメン属
原産地:北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地