「休暇村 奥武蔵」で1泊してきました。
ここは電車で2時間ほどの場所、埼玉県飯能市にあります。
なぜこの宿?
実は休暇村には会員制度があって、泊まるたびにポイントがつきます。
そのポイントには期限があるため、ポイントを消化しなければなりませんでした。
そのためにいろいろな休暇村を探したところ、ここ「奥武蔵」の”豊洲祭り”という冬のプランが気に入ったのでした。
それに、一番近くの休暇村だし、電車も1回乗り換えするだけで、すぐにでも行ける場所だったからです。
「休暇村奥武蔵」の最寄り駅は西武池袋線吾野駅、駅からは送迎バスで5分ほどです。
市街地から少し離れただけなのに、周囲は山に囲まれているような場所でした。
宿の前には国道299号線とそれに沿うようにして流れている高麗川(こまがわ)があって、川に架かる橋を渡ったところに立派な宿がありました。
以前は宿泊施設の『奥武蔵あじさい館』だった場所が、建物などがそのまま休暇村協会に移転されました。
そして平成13年4月から「休暇村奥武蔵」としてリニューアルオープンし、今では”ムーミンバレーパーク”のオフィシャルホテルの一つになっているようです。
第一印象は、”とてもきれいな建物”でした。
そして、中に入るとどこもかしこもすべて新築したばかりのように見えて、とてもきれいでした。
2階まで吹き抜けのロビーは明るく、木材が多く使われていました。(地元のブランド木材”西川材”だそうです)
そしてスタッフの皆さん、若い人ばかりなのもいいですね。
広いロビーにはラウンジもあって、ウエルカムドリンクなども用意されていました。
通された部屋は3階にあって、ここでも廊下がとってもきれいに掃除されていたのです。
部屋は和室、天井が高かったためか、広々としていて、アメニティもすべて揃っていました。
[3階通路]
お風呂のこと。
日帰り入浴での利用も可能なので、それなりに施設は十分整っておりました。
お風呂は大きくて露天風呂、サウナもありましたが・・・
ただ一つ残念だったのが、この宿は温泉ではなかったのです。
でも、温泉だと思って入りました。
[露天風呂]
食事のこと
夕朝食ともビュッフェスタイル。
冬のプランは『昭和レトロフェア×豊洲祭り』がテーマでした。
昭和の懐かしいメニューが所狭しと並び、2月の豊洲の魚はマグロとカニの食べ放題、この日のオープンキッチンは天ぷらとステーキでした。
シェフが作った、手の込んだ普段は食べられないような料理を堪能できました。
また、それぞれの料理がおしゃれな小鉢や小皿に別々に盛りつけられていたのもうれしいですね。
最初は「周辺には特に名所や見どころがない場所なのにどうして休暇村があるのだろう」などと思っていました。
ところが、この宿は人気があって、時期によっては予約が取れないようなのです。
都会から近く、交通費もかからなく旅行気分が味わえるから、ということのが理由のようです。
確かに気軽に非日常を味わうのには最適な宿なのかもしれません。
ただ、コロナ禍以降の宿泊料は全体的に高くなっています。
休暇村も同様です。
会員はそれなりの特典がありますが、一般人にしたら宿泊料が少し高いと感じるかもしれません。
だから、休暇村を利用するならば、是非とも会員になるようにおすすめします。(公式HPから申し込めます、無料です)