Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

『コンフィデンスマンJP』っぽかった『イソップの思うツボ』

2019年08月17日 21時26分43秒 | 映画


2019年公開映画123本中96位。

監督が3人というめずらしい作品。
大別すると、『カメラを止めるな!』っぽい感じだけど、
予告の時点ですでに「騙されるな!」と言っていることもあって、
ある程度覚悟を持って見に行ったから、
『カメ止め』ほどの衝撃はないかなー。

要は復讐劇なのだけど、騙し、裏切りを経ながら、
真実にたどり着く流れは『コンフィデンスマンJP』に似ていると思う。
ゆえに、多くは語れず(笑)

誰が怪しいのかをあれこれ妄想しながら見るのは楽しかったし、
「そういうことだったのか!」という驚きもあるけど、
『カメ止め』の印象を持ったまま見ると、
ちょっと物足りないと感じるかも。

逆に、監督からすると『カメ止め』でハードルが上がっちゃうから
プレッシャー大きそうだけど(笑)

好きな人は好きそうっていう作品かな。

純粋でプラトニックなワンナイトラブ『ローマの休日』

2019年08月17日 21時23分02秒 | 映画


「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1953年のアメリカ映画『ローマの休日』。

2年前の「午前十時の映画祭8」以来、2回目の鑑賞。
究極の純粋かつプラトニックな、
ある意味ワンナイトラブ映画。

公務に飽きた王女様が下々の男と戯れる話だけど、
その設定は『アラジン』に通ずるところがある気がする。
(まあ、映画のパターンなんて、
 50~60年前には出尽くしているというし、
 似たところは多いだろう)

お互いに素性は隠しているものの、
明らかに不自然だし、
今見たら「普通わかるだろ」って思うけど(笑)

「真実の口」のシーン、好きだなあ。
グレゴリー・ペックが手を噛まれたフリをして、
オードリー・ヘプバーンがガチで慌てるところがかわいい(笑)
賢いけど、無垢で世間知らずなところがいいキャラだなと思う。

1952年の夏に撮影したそうだけど、
当時は記録的な暑さでメイクがすぐ取れたとか、
スクーターで街を爆走するところは、
3分のシーンなのに撮影に6日かかったとか、
そういう裏話も好き。