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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

ゴジラ愛に溢れた『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

2019年05月31日 23時16分58秒 | 映画


2019年公開映画72本中9位。

「モンスターバース」第3作目。
これは、、、すっごいわ。。。
怪獣のアベンジャーズ。
あの映像、、、過去のゴジラ作品をすべて無にできるクオリティ。。。
『トランスフォーマー』シリーズに次ぐ映像革命で興奮しかなかった。

いろんな怪獣が出てきてメッチャクチャにボコり合いながら、
ゴジラがヴォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォン
ピガーーーーーー!!って光線吐きまくる話なんだけど、
とにかく映像がすごすぎるがゆえに没入感MAXなのに加えて、
意外にも人間ドラマの部分が感動的なのと、
モスラの奮闘が心を打つという点がよかった。

2014年の1作目からそうだけど、
このシリーズのゴジラは、
敵となる怪獣と戦う勧善懲悪に寄った形になってるのが
わかりやすくて好きだな。
しかも、基本的には人間を襲わず、
むしろ味方っぽく見えるところがまた印象的。

日本のゴジラは、災害というか、
「人間ではどうしようもないもの」
という自然の脅威的な側面もある気するから、
そこがハリウッド版との違いだろうか。
(とはいえ、日本の作品は平成ゴジラシリーズ3作と
『シン・ゴジラ』しか見てないけどw)

そして、このシリーズ、
人間と怪獣たちの距離が近すぎるんだよね。
すぐ死ぬよ、普通。
ぺちゃんこにされて。

僕がアベンジャーズを好きなように、
ゴジラは特に上の世代にカルト的なファンがいると思うけど、
そういう人たちにはどう映るかなー。

怪獣のデザインは日本のオリジナルに近いし、
今回はゴジラとモスラのテーマ曲も使われているし、
渡辺謙の活躍もよかったし、
作ってる人たちのゴジラ愛がとても伝わってくる内容だったから、
ゴジラファンでもそうじゃなくても、
けっこう楽しめるのではと思う。

ハリウッド映画における日本人はちょい役が多いけど、
渡辺謙がいい役だったのは同じ日本人としてうれしいところ。

今回、多くの怪獣たちが出てくる仮説として、
人口増加や環境破壊、戦争などを起こす人類に対して
「地球による浄化作用」というのがあるんだけど、
これは『ファイナルファンタジーⅦ』における
ウェポン(星のピンチに現れる守護者)の設定に近いと思った。
もしくは(人々が思っている)『FFX』のシンのような存在とか。

あと、エンドクレジットで、怪獣たちが「Himself」ってなってる中、
モスラが「Herself」ってなってたのもよかったし、
日本の製作者に敬意を払っているところにも、
すごく愛を感じました。

怪獣たちがあまりにも強大すぎて、
こりゃアベンジャーズでも勝てないのではと思うけど、
原作でアベンジャーズがゴジラと共演していると知って萌えた。

ちなみに2014年の『GODZILLA ゴジラ』では、
スカーレット・ウィッチとクイックシルバーが夫婦役で、
2017年の『キング・コング:髑髏島の巨神』では
ロキとキャプテン・マーベルが行動を共にする仲間役で出てます。

2020年の『Godzilla vs. Kong』には小栗旬も出るらしい。


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