「午前十時の映画祭8」にて。
1985年の日本映画。
大阪ミナミのヤクザから足を洗った高倉健が漁師になるも、
漁村にやってきた田中裕子と
それを追ってきたビートたけしのいざこざに巻き込まれ、
ヤクザとしての過去を捨て切れない話。
高倉健と田中裕子がお互いに惹かれ合う恋愛要素付き(笑)
健さん、口数少ないのに圧倒的存在感である。
もうね、背中と表情で語ってた。
ザ・昭和の漢という感じで、古き良き日本感(笑)
田中裕子と惹かれ合うのは、
お互い大阪ミナミで夜の世界に生きていたから。
出自が同じだと安心するのは共感できる。
ビートたけしはキレると「なんだコノヤロー」しか言わない、
まさに『アウトレイジ』であった(笑)
『味いちもんめ』で親方のイメージが強い小林稔侍も、
高倉健の前ではペーペーなのが印象的。
そして、若い頃のいしだあゆみと田中裕子はかわいくて、
今の女優さんにはない色気を感じた。
あと、ロケが寒そうであった(笑)
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