Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

これが本当の『エヴァ』の終わり『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』

2021年01月23日 01時16分28秒 | 映画


【個人的な評価】
旧作のため今年のランキング対象外
『DEATH(TRUE)2』
   ストーリー:★★☆☆☆
  キャラクター:★★★☆☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★☆☆☆☆

『Air/まごころを、君に』
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆

【以下の要素が好きなら楽しめるかも】
アクション
SF
アニメ
エヴァンゲリオン
おぞましいほどのスプラッター

【あらすじ】
<DEATH(TRUE)2>
主にテレビ版第1話~24話までの総集編。

<Air/まごころを、君に>
NREVによってすべての使徒は倒されたが、
碇シンジは精神的に追い詰められ、
生きる意志を失っていた。

そんな中、ゼーレは人類補完計画を遂行するために
サードインパクトを発動させようとするものの、
碇ゲンドウはこれを拒否し、両者は決裂。
ゼーレはNERVの他支部や日本政府を動かし、
戦略自衛隊を使ったNERV本部の武力選挙を開始する。

一方、廃人状態が続くアスカは、
EVA弐号機の核に母親の魂が取り込まれていることに気づき、
復活を遂げる。
1人で戦略自衛隊を壊滅させるが、
ゼーレの送り込んできたEVA量産機9体の襲撃を受け、
見るも無残な姿にさせられる。

その姿を目の当たりにしたシンジの絶望が引き金となり、
初号機を依代としてサードインパクトが始まる。

世界が単一生命となるため、
人々が次々にL.C.L化していく中で、
シンジに大きな決断が迫る。

【感想】
<DEATH(TRUE)2>
これはテレビ版の総集編かつ、
時系列がメチャクチャなので、
テレビシリーズを観ていないと完全に理解不能(笑)
僕も最後にテレビ版を観たのはもう15年ぐらい前だけど、
新劇場版を観たおかげで何とかわかるぐらい(笑)
これまでちゃんと『エヴァ』を観てきた人が、
なんとなく話を振り返るにはいいのかもしれない。

<Air/まごころを、君に>
メインはこちら。
テレビ版の25話と26話がかなり"アレ"な感じだったので、
ちゃんとした終わりとして作られたのが本作。
『Air』が25話、『まごころを、君に』が26話のリメイクとなっている。
今思えば、散々テレビでやっておいて、
「結末を知りたくば映画館に来るがいい」
みたいなやり方って、
うまいのかひどいのかわからんけど(笑)

映像自体は1997年のものなので
時代を感じるクオリティではあるのだけど、
とにかくグッチャグチャってぐらいに表現がエグイのが特徴。

戦略自衛隊は無条件にNERV職員を虐殺し、辺りは血の海。
結局、最後の敵は人間だったっていう構図が、
これまで散々謎の生命体と戦ってきた物語の中で印象的。

でも、一番ひどかったのがアスカ。
ロンギヌスの槍が頭部にぶっ刺さって血がドボドボ出て、
腕は裂け、量産機に食い散らかされるとか、
もうなんか、なんだろうね。
『AKIRA』を彷彿とさせるえげつなさだった。

そんなグッチャグチャなところが目立つ映画だけど、
話としては他人との関わり合いをテーマにもしているんだよね。
「他人とどう生きていくか」ってこと。

リリスから放たれたアンチATフィールドによって、
みんなL.C.Lになって単一生命に近づいていく。
こうなるともう自他の区別がないから、
他人に起因するあらゆるいざこざから解放される。
差別もなくなるし、クソリプもマウンティングもなくなるから、
もはや今の時代にこそ必要なんじゃないかって気もするけど(笑)

まあ、「結局、他人がいてもいいじゃん」ってなるから、
シンジとアスカだけは人としての形を保って終わるんだけどね。
他人がいた方が総じて楽しい人生になるとは個人的にも思う。

物理的にグロい表現と、
自らと向き合う精神的な面のダブルで攻めてくるこの映画は、
エヴァ好きなら必見だろうなー。

エヴァンゲリオン公式サイト News

2021年1月8日〜期間限定上映『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に』

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿