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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

びっくりするぐらい内容が薄すぎた『ティーンスピリット』

2020年01月15日 23時49分31秒 | 映画


2020年公開映画ランキング:7/7
 興奮🤩:★★☆☆☆
 感動😭:★☆☆☆☆
歌唱力🎤:★★★☆☆

天一で“こってり”を頼んだら“あっさり”が出てきたような、
そんな映画でした。。。
予告を観て濃い内容かなと思ったんだけど、
メチャクチャ薄かったっていう(笑)

スター歌手になることを夢見る田舎暮らしのヴァイオレット(エル・ファニング)が、
歌のオーディションを勝ち進んでいくという話です。

洋画はどん底から這い上がるとか、
夢を追い求めて栄光を勝ち取るとか、
そういう話はけっこうあって、これもその類だね。

予告の感じから、同じエル・ファニングが出ているトップモデルを目指す『ネオン・デーモン』(2016)と、
歌ってところで『ピッチ・パーフェクト』(2012)の掛け合わせを想像したけど、
前者のようなダークさも、後者のような陽気さもなく、
割とイージーに上まで行っちゃうから、すごく薄く感じました。

オーディション本番前のクラブでの出来事とか、
あれのせいで本番ダメになったみたいな展開を想像したら、
マネージャーとの仲違いだけで終わってしまったし、
話の抑揚というか、ドラマチックな演出がほぼないまま終わってしまった。。。

ただ、エル・ファニングが歌うかっこよさと、
衣装を着たときの美しさは常軌を逸していて、
あんなに赤が似合う女性もそうそういないだろうなと思うほどであった。

もはや「悩めるティーン」的な役は女性ならエル・ファニング、
男性ならティモシー・シャラメっていうイメージ(笑)

メジャーな邦画でも、バンドを題材にした作品はあるけど、
こういうのし上がり系とか、歌唱力で勝負するみたいな作品はあんまり見ない気がする。
やはり、ガチで歌えて踊れて演技もできるって人がいないということなのかな。
(ミュージカル俳優とかもっとそういうのに起用してもよさそうだけど)

公式サイト


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