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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

あの鶴瓶さんがシリアス過ぎるのが印象的な『閉鎖病棟―それぞれの朝―』

2019年11月03日 22時25分03秒 | 映画


2019年公開映画179本中102位。

おんも。。。
精神病院を舞台にしたとても重い映画。

死刑執行が失敗して車椅子生活を余儀なくされた笑福亭鶴瓶と、
幻聴が聞こえる綾野剛と、
母親の再婚相手に犯され身篭った小松菜奈と、、、
もはやキャラクターの背景がすでに重いのだけど、、、
彼らの交流とそこで起こる殺人事件を扱った、
けっこう精神的にくる話でした。

世間から隔離された中で過ごす患者たちの日常を見て、
普段自分が過ごしている環境との違いが衝撃的。

役者さんの演技もリアルだったし、
何よりも印象的だったのは、
いつもニコニコしている鶴瓶さんがシリアスすぎたこと。
ギャップありすぎ。

ラストの終わり方がやや不完全燃焼だったから、
最後どうなったのかは気になるところ。

今回、綾野剛は幻聴が聞こえるってことで、
自分も昔、軽い気持ちでお寺に修行に行ったことを思い出したよ。

そこに来ていた人も「声が聞こえる」だの「多重人格」だの、
いろんな人がいて、ノリで来たことをやや後悔した。

渋川清彦はいつもああいう役だよね。
出てきた瞬間にこういうことをするだろうなって予想してたら案の定。。。

山中崇もいろんな役で出ているけど、
今回のように意地の悪い役が多い気がする。

『あなたの番です』以降、ドラマや映画で片岡礼子を見る機会が増えたけど、
この人はいい人から悪い人まで、けっこう役の幅が広いな。


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