「午前十時の映画祭8」にて。
1962年のフランス映画。
狂気の沙汰である。
親友同士の青年ジムとジュール。
そこに加わった自由奔放な女性カトリーヌ。
ジュールとカトリーヌは結婚して娘を授かるものの、
カトリーヌはジムとも関係を持って、
4人でいっしょに暮らすという謎スタイル。
男二人からしたら、常にお互いに嫉妬しかしない何ともストレスフルな生活なのに、
なぜ馴染んでいるのかわからねえ。。。
さらにカトリーヌは隣人のアルベールとも関係を持つビッチ。
メンがヘラってるようにしか見えない。。。(笑)
ジャンヌ・モローの演じたこのカトリーヌ、
当時の女性には大変共感されたようだけど、
(少なくとも現代の)男目線からしたらめんどくせー女にしか見えなかった(笑)
関わらない方が身のためキャラ(^ω^)
とはいえ、ジムも元々ジルベルトという彼女がいたけど、
「カトリーヌ好きー」となったり、
「やっぱジルベルトがいいなー」となったりで、
なかなかにどっちつかずマンなので、
この態度がカトリーヌの精神を不安定にさせた気もしなくもない。
でも最後は衝撃的だったな。
カトリーヌが車の助手席にジムを乗せて走り出したかと思えば、
そのまま橋から下の川へ転落。
2人は帰らぬ人となった。。。
最後、カトリーヌ笑ってたしな。。。
思い通りにならないならいっそなかったことに、ということだろうか。
なんつーか、この3人、
恋愛というよりは、恋愛ごっこというか、
友情の延長での関係性のような気もしなくもない。
って、どっかのブログで読んで妙に納得してしまった(笑)
『アメリ』にもこの作品のシーンが2つ使われているらしいけど気づかなかった(笑)
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