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超絶わかりづらかった『影裏』

2020年02月20日 00時48分06秒 | 映画


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:31/31
謎😑:★★★★☆

すみません、僕にはまったくよさがわかりませんでした。。。

話としては、主人公である今野秋一(綾野剛)が
赴任先の盛岡で日浅典博(松田龍平)と出会うも、
突然日浅がいなくなり、その足取りを追っていくというもの。

慣れない土地で友人もおらず独りで過ごしていた今野にとって、
同い年の日浅といっしょにいる時間は心地よく、
今野の人生に安息を与えていたのはわかった。

今野が日浅に淡い恋心を抱き、
友人という枠を超えた感情を持っているのもわかった。

それが、日浅の足取りを追っていく過程で、
知られざる彼の顔を知ることの驚きやある種の恐怖というものも感じた。

が、しかし、、、ドラマチックな展開はなく、静かに淡々と時が止まったかのように進む上に、
サスペンスやミステリーといった感じもないので、
あまりにも単調すぎて意識が飛びそうになる。。。

まったく感情移入できなかったし、
そもそもなんでそこまでして探すの?って。
そんな仲良さそうなシーンもなかったし、
なんなら日浅の距離感ちょっとめんどくさそうだし(笑)

こういうことを言うと、「こいつは繊細な心理描写がわかってない」だの、
「機微な人間関係のよさを愚弄してる」だの思われそうだけど、
とにかく僕にはわからなかったよ!

『るろ剣』の大友啓史監督だったけど、
ジャンルからしてかなり違うので、あれを期待してはダメね。

ただ、唯一、日浅のセリフにあった
「知った気になるなよ。人を見る時はな、その裏側、影の一番濃い所を見るんだよ」
というのは、現代社会において何事にも当てはまる深いセリフだなと思いました。

SNSで自分を盛ることが容易になってきた現代、
見えるものだけを鵜呑みにしない方がよいなと。

映画『影裏』オフィシャルサイト

大ヒット上映中 綾野剛×松田龍平初共演 監督:大友啓史 原作:沼田真佑「影裏」(文春文庫刊)

 


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