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ビートルズの歌が心を打つ『イエスタデイ』

2019年10月12日 00時08分30秒 | 映画


2019年公開映画164本中61位。

この映画を作った人は
本当にビートルズが好きなんだろうなと思った映画でした。

売れないミュージシャンのジャック(ヒメーシュ・パテル)は、
ある日の事故を境に
自分以外の誰もビートルズを知らないという状況に陥ってしまう。

しかし、たまたま歌った“Yesterday"が
「すげーいい歌じゃん!」と仲間内でウケたことから、
トントン拍子で大スターに。

何もかもがうまくいくように思えたが、、、っていう話。

『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』など、
最近は音楽系映画のヒットが目立つけど、
ミュージシャン本人の生い立ちを綴ったそれらとは異なり、
あくまでもビートルズの歌をモチーフにした、
ちょっと不可思議な世界観のヒューマンドラマって感じ。

やや期待しすぎてしまったところはあるので、
思った以上の面白さは感じられなかったけど、
音楽系映画にしてはめずらしいストーリー設定に、
笑いあり涙ありの構成、
テンポのよい物語進行はとても観やすかった。

念願のスターになって有名になったものの、
歌が自分のものじゃないことへの罪悪感や
大切な人との関係性が変わってしまうことによって生まれる
主人公の葛藤も見どころ。

でも、やっぱり一番よかったのはビートルズの歌だよなあ。
普段洋楽をまったく聴かない自分でも知ってる曲が多いし、
最初に“Yesterday”を聴いたときにちょっと涙出ちゃうぐらいは、
ビートルズの歌って心を打つ。
この映画がよかったと思う要素の半分ぐらいは
歌と言っても過言ではない(笑)

あと、エド・シーラン本人が出ているのもウケる(笑)
まあ、洋楽聴かないから、彼の名前ぐらいしか知らなくて、
どれだけ有名なのかはわからないのだけど。。。(笑)

ビートルズの歌が好きならなおさらオススメできる映画です。


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