まさにタイトル通り、瑛太の怪演映画である。
友達がかつて世を震撼させた少年Aだったらどうするか
みたいなことを考えさせられる話だけど、
イマイチピンと来なかった。
これは復讐劇でもなければ、
事件の真相を究明する話でもなく、
子供や友達を失った人々の苦しみに焦点を当てたヒューマンドラマ。
事件の悲しみは、被害者遺族だけでなく、
加害者家族にも、心に大きな傷を負わせるというのは、
佐藤浩市の家族の在りようを見れば一目瞭然で、
特に彼の演技はいつも凄まじいものがあるなと思う。
ただ、これはややネタバレをはらんでしまうのだが、
佐藤浩市と少年Aは無関係。
別の事件である。
また、生田斗真も心に傷を負った役なのだけど、
これもまた少年Aとは無関係。
つまり、みんなそれぞれ別の事件を理由に心に傷を負っているのだ。
ここがピンとこなかった最大の理由。
事件に一貫性がなくて。。。(笑)
瑛太はもう本当に頭イッちゃってて、
ヤバイ感じがものすごく印象的でした。
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