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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

オンラインゲームを舞台にした、かつてのジム・キャリー作品を思わせるエモさ爆発の『フリー・ガイ』

2021年08月14日 14時28分45秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:2/166
   ストーリー:★★★★★★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★★★★★★
      音楽:★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
ラブストーリー
オンラインゲーム
グランド・セフト・オート
モブキャラ

【あらすじ】
ルール無用・何でもありのオンライン・ゲーム
<フリー・シティ>のモブ(背景)キャラとして、
平凡で退屈な毎日を繰り返すガイ(ライアン・レイノルズ)。

ある日、彼は新しい自分に生まれ変わるため、
ゲーム内のプログラムや設定を完全に無視して自分勝手に立ち上がる。
ありえないほど“いい人”すぎるヒーローとして。

ゲーム史上最大の危機が迫る中、
果たしてガイは世界を救えるのか…!?

【感想】
最近、★が限界突破してしまう映画に出会いまくってるんだけど、
これは最高に面白かった!
あらすじや予告じゃ
全然この映画のよさが伝わって来ないのが
悲しいほどに(笑)

ゲーム、特に海外のオンラインゲームをやる人は好きな世界観だろうなー。
舞台となっているのは『フリー・シティ』というゲーム。
ここは常に何かしら犯罪が起きているカオスな街。
言ってみれば『グランド・セフト・オート』のような状態なのよ。

そこのモブキャラのひとりであるガイが本作の主人公。
彼はプログラムされたNPC。
だから、同じことの繰り返ししかできない、、、はずだった。
"あること"をきっかけにそのループから抜け出すってのがこの映画の主な話。

ここがこの映画の一番のメッセージかなと思う。
主人公は毎日同じことを繰り返すだけのモブキャラ。
つまり、特別な能力があるわけでもない普通の人だ。
そんな人でも、ほんの1歩踏み出すだけで
人生を大きく変えることができるってね。
そう言うとものすごくハードルが高そうに聞こえる。
でも、この映画ではそんな大それたことは言わない。
普段着ている水色のシャツをヘンリーネックのTシャツに変えてみる。
いつも頼んでいるコーヒーをカプチーノに変えてみる。
もちろん、それがすぐに直接何かを変えるわけじゃない。
とはいえ、気分は変わるし、意識も変わる。
いつもやっていることとは違うことを試してみる。
まずはそういうことから始めるのが大切。
そんな印象を受けた。

しかも、この映画はゲームの中だけで完結する物語じゃないんだよ!
このゲームは、キーズ(ジョー・キーリー)とミリー(ジョディ・カマー)が共同開発した
『ライフ・イットセルフ』が元になっているんだよね。
そのゲームシステムを丸パクリしてできたのが、
この『フリー・シティ』。
ミリーはその証拠を突き止めるために
『フリー・シティ』を"モトロフ"というキャラでプレイ。
そこでガイと出会い、いっしょに証拠探しをすることに。
敵地への潜入やバトルといったスリリングな展開は興奮モノ!
さらに、ガイがNPCと知った後のエピソードは涙が出るほどの感動。・゜・(ノД`)・゜・。
夢のようなゲームだよ、これ。
まるで人間かのように振る舞う高度なAIを持ったモブがいるゲーム。
いずれ現実のものとなりそうだけど。

この映画、20世紀FOXがずっと温めていた企画だそうで。
でも、途中でディズニーに買収されちゃったんだよね。
だからこそのファンにはたまらない要素もぜひその目で確かめて欲しい!
僕はその30秒ほどのシーンに★を
66兆2000個あげてもいいと思ったから!
いやー、まさかすぎるシーンで。
「ええ?!それ出しちゃう?!」って。
ありがとう、ディズニー。・゜・(ノД`)・゜・。

ちなみに、カメオ出演でドウェイン・ジョンソンや
ヒュー・ジャックマンなども出ているそう。
どこにいるかわかったらすごいけど(笑)

ただのドタバタ映画かと思いきや、
僕の好きなゲームの世界を舞台に、
かつてのジム・キャリーの映画を
彷彿とさせる展開がとてもよかったなあ。
あのちょっと不思議な世界観で、
現実世界をよりよくするためのヒントをくれるようなお話。

これはオススメしたい映画。

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