「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1981年のアメリカ映画『ブルース・ブラザーズ』。
メッチャ面白いな、これ。
まさに、ミュージカル×コメディ×ワイルド・スピード。
とある2人の兄弟が自分たちの育った孤児院を救うために
バンドやって金を稼ぐって話なんだけど、
全編を通じて兄弟がクズなのが笑える(笑)
言葉遣いは悪いし、嘘はつくし、
金は踏み倒すし、モノは壊すしのやりたい放題。
でも、まったく憎めないし、
むしろキュートだと思えてしまうキャラの作り方がうまいなと思った。
それは、冒頭で兄が出所して弟が迎えに行くところから、
すでにコメディ感あったからというのもあるけど、
陽気なミュージカルって要素も大きいと思う。
しかも、レイ・チャールズやキャブ・キャロウェイなど、
音楽界のレジェンドを起用しているから歌がマジで素晴らしいんだ。
とにかく声量がヤバかった。
で、ミュージカルかと思いきや、
ものすんごいアクションもあるのが個人的にはツボ。
終盤のカーチェイスのシーンとか
『ワイルド・スピード』以上に
おびただしい数の車がどんどん廃車になっていくのが圧巻。
CGだって一部のSF映画にしか使われない時代だから、
本物の車しか使ってないんだろうけど、
「そんなクラッシュの仕方ある?!」ってぐらい、
次から次へと大破していくのが笑ってしまう。
キャリー・フィッシャーが
謎に重火器ぶっ放してるのも好き(笑)
これは往年のファンがいるのもわかるわー。
いやー、いい映画だった!
しかし、兄役のジョン・ベルーシが
薬物により33歳の若さでこの世を去っているのがショック。。。
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