【基本情報】
原題:葉問
英題:Ip Man
製作年:2008年
製作国:香港
⠀ 配給:フェイス・トゥ・フェイス、リベロ
【個人的順位】
旧作のため今年のランク対象外。
興奮🤩:★★★★★
衝撃😳:★★★★★
感動😭:★★★★☆
【ストーリー】
時は1935年。
広東省仏山市は数多くの道場が軒を連ねる中国武術の町であった。
そこに現れた道場破り。
数々の道場主が惨敗していく中、
軽々とその道場破りを打ち負かす男がいた。
イップ・マン(ドニー・イェン)。
詠春拳の達人であり、あのブルース・リーの師匠である。
彼のおかげで町に平和が戻ったのも束の間。
1938年には日中戦争により日本軍に占領され、
町は荒廃してしまう。
日本軍の三浦将軍(池内博之)は自身も空手の高段者であることから、
中国武術に興味があり、
日頃から現地の武術者を捕まえては部下と戦わせていた。
その戦いに参加するイップ・マン。
なんと1人で10人の相手を倒したことで三浦の興味の対象となり、
日中の親交を深めるという大義名分のもと、
2人は戦うことになる。
【感想】
2020年7月3日公開予定のシリーズ最新作に向けて、
新宿武蔵野館での旧作上映会で観てきた!
最近は全然観てなかったけど、
実は小さい頃から大好きなんだよね、カンフー映画。
これはもう完全にジャッキー・チェンの影響なんだけど(笑)
今回もイップ・マンがかっこよすぎて!!
無茶苦茶強いのに、常に謙虚で穏やか。
自ら戦いは好まないという、能ある鷹爪隠しまくりなやつですよ。
で、そのアクションシーンがとんでもないスピード感。
涼しい顔してシュバババババッ!!って。
拳さばきが見えない(笑)
これまでたくさんの映画を観てきたけど、
中国武術のあのテンポの速さに勝るアクションはないよ。
しかも、かっこよさだけじゃなくて、
感動するエピソードもあるのがこの映画のいいところ。
イップ・マンの妻のウィンシン(リン・ホン)が
とんでもなくスタイルのいい美人さん(身長179cmだって)なんだけど、
彼女は夫といっしょにいたくて、
武術ばっかりやってる彼にいつも癇癪起こしてたんだ。
でも、三浦との一騎討ちで彼がもしかしたら死ぬかもしれないと思ったとき、
「これが最後になるのなら、一度でいいから応援してあげたい」
と泣きながら懇願するところは、こっちも涙ぶわーって。
まさかこんなに泣かせるところがあるとは思わなかったね。。。
日本軍が町を占領して中国人が苦しい生活を余儀なくされているところは
複雑な気持ちになったけれど、やっぱりカンフー映画は面白い。
中国映画の宝だよ。
ブルース・リーでカンフーを世間に広めて、
ジャッキー・チェンでコメディカンフーを生み出し、
他にもサモ・ハン・キンポーやジェット・リーなど
いろんな中国武術俳優がいるけど、
今をときめくのはドニー・イェンかもしれない。
日本で今こんなアクションできる人いないよね(昔は千葉真一がすごかったようだけど)。
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