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警察官が歌って踊って殴って蹴って撃ってメッタ刺しにする『ダルバール 復讐人』

2021年07月21日 16時31分43秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:28/142
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
インド映画
アクション
バイオレンス

ダンス

【あらすじ】
政府高官にその手腕を見込まれ、
ムンバイ市警察長官に就任した
アーディティヤ・アルナーチャラム(ラジニカーント)。
最愛の娘ヴァッリ(ナヤンタラ)と共に赴任したが、
ムンバイでは麻薬がはびこり、
女性を誘拐し、
売春を強要する事件が多発していた。

州副首相の娘らも誘拐され、
捜査にあたったアーディティヤは、
この機に麻薬密売組織の壊滅を目指して徹底的に摘発する。
そのため組織の恨みを買い、
娘と共に襲われる。

大切な者を奪われた上、
犯人が特定できない状況に、
怒りを爆発させたアーディティヤは
警察官としての正義を捨て、
復讐人と化す!

【感想】
久しぶりのインド映画、
やっぱりいろいろおかしくて好き(笑)

とにかく主人公のみを圧倒的に目立たせる構成は、
わびさびを美徳とする日本ではありえないような構成。

まず、冒頭から“SUPER STAR RAJINI”のロゴ!
これは主演のラジニカーントのことなんだけど、
主演とかじゃなく、
スーパースターってつけちゃうんだよ(笑)

作中でも、
とにかくナルシストかってぐらい自信家かつ、
ひとりだけパラメータがチートで強すぎ。
至近距離なのに、弾は当たらず、
飛んでくるナイフも手づかみ。
ひとりで何十人ものギャングを
コテンパンにのしちゃう腕っ節の強さ。

基本ワンパンなんだけど、
やってるアクションはそんな大それたものじゃないんだよね(笑)
スローモーションの多様と、
攻撃する過程はあまり映さず、
攻撃がヒットする瞬間にフォーカスしているのと、
敵がふっ飛ぶことで、
メチャクチャ強いように見せてる。
いかにスーパースターをかっこよく見せるかってことだけに
特化させた作りが振り切ってて面白い。

ストーリー自体は殺された娘の復讐というシンプルなものなんだけど、
復讐のシーンはなんと物語開始から2時間経ってからで、
それまではながーい前振りっていう(笑)

あとは、インド映画特有の歌と踊りのオンパレードね。
インド映画における踊りは男女の情事を表していると聞くけれど、
今作に限っては関係なさそう。
ただ主人公の強さと豪快さを誇示するためだけ。

正直、内容自体は大したことないのに、
主人公のかっこよさに振り切り過ぎてて、
ものすごい作品に見えてしまうのが、
本作の面白いところ(笑)

あと、インド映画あるあるだけど、
お酒がちょっとでも映ると、
画面左下に
「飲酒は健康を害する恐れがあります」
と注意文言が必ず入るのも笑える(笑)

映画『ダルバール 復讐人』オフィシャルサイト

2021年7月16日(金)より全国順次公開中!

映画『ダルバール 復讐人』オフィシャルサイト

 


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