「午前十時の映画祭10-FINAL」にて。
1953年のアメリカ映画『ローマの休日』。
2年前の「午前十時の映画祭8」以来、2回目の鑑賞。
究極の純粋かつプラトニックな、
ある意味ワンナイトラブ映画。
公務に飽きた王女様が下々の男と戯れる話だけど、
その設定は『アラジン』に通ずるところがある気がする。
(まあ、映画のパターンなんて、
50~60年前には出尽くしているというし、
似たところは多いだろう)
お互いに素性は隠しているものの、
明らかに不自然だし、
今見たら「普通わかるだろ」って思うけど(笑)
「真実の口」のシーン、好きだなあ。
グレゴリー・ペックが手を噛まれたフリをして、
オードリー・ヘプバーンがガチで慌てるところがかわいい(笑)
賢いけど、無垢で世間知らずなところがいいキャラだなと思う。
1952年の夏に撮影したそうだけど、
当時は記録的な暑さでメイクがすぐ取れたとか、
スクーターで街を爆走するところは、
3分のシーンなのに撮影に6日かかったとか、
そういう裏話も好き。
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