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韓国が放つ『アルマゲドン』だった『白頭山大噴火』

2021年09月01日 23時36分27秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:19/181
   ストーリー:★★★★★
  キャラクター:★★★★★
      映像:★★★★★
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
パニック
ディザスター
自然災害
ヒューマンドラマ

【あらすじ】
北朝鮮と中国の国境にそびえる
火山・白頭山で観測史上最大の噴火が発生!
マグニチュード7.8の地震は遠く離れたソウルをも直撃し、
ビルは倒壊し、漢江は荒れ陸橋は崩壊。
未曾有の事態に朝鮮半島は大パニックに陥る。

史上最悪の災害を止めるため、
政府は白頭山の地質分野の権威である
大学教授カン(マ・ドンソク)に協力を要請。
カンは半島を崩壊させるほどの
さらなる大噴火が起こることを予測する。

タイムリミットは75時間。
韓国軍爆発物処理班の大尉チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)は部隊を率いて、
北朝鮮へ潜入し火山の鎮静化を図る秘密作戦を実行に移す。
そのためにはまず、作戦成功のカギを握る
北朝鮮・人民武力部の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけ出し、
次の大規模噴火を何としても食い止めなければならない。

果たして彼らは、
朝鮮半島の崩壊を阻止することが出来るのか!?

【感想】
すごすぎるわ、これ。。。
韓国映画ってさ、
本当にガチなんだよ、すべてが。
いや、どの映画もガチではあるんだけど、
韓国映画はとにかくクオリティがハンパない。
特に視覚に訴えかけてくる部分の。
ハリウッドと肉薄するぐらいじゃないかな。
CGもアクションも。
だから世界中で多くの人を唸らせるんだろうなー。

本作もハリウッドではよく見るディザスター系映画。
でも、韓国映画なのに
「あれ、これハリウッド映画だっけ?」
って感じるほどの出来なのよ!!

突如起こった大噴火。
それによって引き起こされた大地震でソウルは大パニック。
マンホールは吹っ飛び、
ビルは倒壊し、
地面は陥没という大惨事。
それを見事なまでに表現できているところに驚く。
そのおかげで、リアルすぎる恐怖を体験することができた。

他にも、噴火の様子や迫り来る津波など、
災害状況の現実的な映像化がとんでもなくて。
ロケとセット撮影を繰り返し、
CGも事前準備に数ヶ月も費やすほどの綿密さあってこそだなと思う。
ここまでやり切れる土壌や文化があるのが素晴らしいよね。

しかも、映像だけじゃなくて
キャラクターも魅力的なのが本作のいいところ!
まず、ハ・ジョンウが演じた
爆弾処理班大尉のチョ・インチャン。
戦闘経験はないものの、
持ち前の責任感の強さで部隊を引っ張っていく頼もしさがある。

次に、イ・ビョンホンが演じた
北の工作員のリ・ジュンピョン。
何を考えているのかわからない雰囲気が魅力的。
でも、彼には人知れず抱えている問題があるっていうね。

この2人のバディ感あるやり取りがマジで面白くて。
対立したり、協力し合ったり。
どちらかと言うと、
ジュンピョンの方が手の平で転がしてる印象。
こうやって、シリアスな展開の中に
笑える部分も入れ込むセンスのよさがたまらんのよ。

さらに、マ・ドンソクも出てるからね!
彼はこれまでアクション系で強面の役が多かったけど、
今回はまさかの地質学者役!
アクションなしの頭脳で
バリューを発揮するという意外な役どころ。
もうそれだけでツボなんだけど、
結局彼が一番笑った(笑)

この映画、パッと見は『アルマゲドン』っぽい。
でも、その中に、
スパイモノ、バディモノ、家族モノを散りばめてる。
だから、スリル、恐怖、笑い、涙と、
ハリウッド並みのエンターテインメントだった。
韓国映画のすごさを目の当たりにしたわ。

観るなら絶対映画館で!

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