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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

サスペンスよりもパニック感が強い『サイレント・トーキョー』

2020年12月05日 17時41分25秒 | 映画


【基本情報】
製作年:2020年
製作国:日本
 配給:東映

【個人的順位】
鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:111/186
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★☆☆

【あらすじ】
12月24日、東京。
恵比寿に爆弾を仕掛けたとTV局に電話が入る。
半信半疑で中継に向かった来栖公太(井之脇海)は、
そこにいた主婦・山口アイコ(石田ゆり子)と共に犯人の罠にはまり、
実行犯へと仕立てられてしまう。

その様子を朝比奈仁(佐藤浩市)が静かに見つめる中、爆発は起きた。
そして次の犯行予告が動画サイトに上げられる。
「標的は渋谷・ハチ公前。要求は首相との生対談。期限は午後6時」。

独自に捜査を行う刑事・世田志乃夫(西島秀俊)と泉大輝(勝地涼)、
不可解な行動をとるIT企業家・須永基樹(中村倫也)、
イヴの夜を楽しみたい会社員・高梨真奈美(広瀬アリス)、
そして一帯を封鎖する警察、事件を煽るマスコミ、
騒ぎを聞きつけた野次馬たち。

様々な思惑が交差する渋谷に“その時”が訪れる。
それは、日本中を巻き込む運命のXmasの始まりだった。

【感想】
“前半は”かなりハラハラする映画だった!
渋谷で爆破テロが起きたらあんな感じになるんだろうな
というのがリアルにわかる。

犯人は誰なのかというサスペンスよりも、
爆発に逃げ惑う人々によるパニック映画という印象が強く、
あのスリリングな感じが好きだったなー。

特に、ハチ公前の大爆発に人々が巻き込まれていくシーンは表現が秀逸で、
一番の見どころだったと思うし、ここだけで僕の評価は高いw
とはいえ、CG感メッチャ出てるから、
ハリウッドだったらもっと自然な形なんだろうなと、
洋画好きの人は感じるだろうけどw

後半は犯人を追い詰めてのやり取りになるんだけど、
前半と比べると落ち着いた雰囲気になるのと、
犯人の動機がややわかりづらいから、
けっこうトーンダウンする。

あと、エンディングテーマがジョン・レノンの
『Happy Xmas (War Is Over)』のカバーだったんだけど、
ここもちょっと違和感あったかな。

舞台となってるのはクリスマスだからそこはいいとしても、
戦争のくだりがなー。
作中での戦争の扱いが実体験よりも概念みたいな感じが強く、
さらに今は直接戦争と関係ない日本からすると、共感度が低い。
これがガチの戦争映画ならまだしも。

とはいえ、全体的には満足!

映画『サイレント・トーキョー』公式サイト

大ヒット上映中!『サイレント・トーキョー』「アンフェア」原作者×「SP」監督タッグが贈る、極上のノンストップクライムサスペンス

映画『サイレント・トーキョー』公式サイト

 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ブログ主)
2020-12-07 23:33:29
確かに群像劇とも言えますねー。
その割にはそれぞれのエピソードがあっさりしている気もしましたけどw
雰囲気的にハリウッド映画にありそうな感じはしましたね!
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Unknown (ひびき)
2020-12-05 22:07:31
「クライム・サスペンス」って謳ってしまっているせいか、凶悪なテロ犯vs警察みたいな構図を想像してしまいがちですが、個人的には「群像劇」だったのかなーって思いました。

メインは犯人vs警察なんですが、テレビ局の青年も、爆発に巻き込まれたOLも、父の影を追う男も、犯人も、警察も、それぞれに過去と現在と未来があって、、、的な?🤔

とはいえ、西島さんの癖の強い刑事役は相変わらず渋くてかっこ良かったです!(笑)
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