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王道のポリスアクションに興奮と緊張がみなぎる『21ブリッジ』

2021年04月10日 14時38分29秒 | 映画


【個人的な評価】
2021年日本公開映画で面白かった順位:16/66
   ストーリー:★★★★☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★★☆
      音楽:★★★★☆
映画館で観るべき:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
刑事モノ
銃撃戦
チャドウィック・ボーズマン

【あらすじ】
マンハッタン島で強盗事件が発生し、
銃撃戦の末に警察官8人が殺害された。

捜査に乗り出したのは、
警察官だった父を殺された過去を持つデイビス(チャドウィック・ボーズマン)。
マンハッタン島に掛かる21の橋すべてをはじめ、
川やトンネル、列車など、
島全域を封鎖して犯人の行方を追うが、
事件の真相に迫るうちに思わぬ事実が浮かび上がる。

孤立無援となったデイビスは、
事件の裏に潜むニューヨークの闇に立ち向かうが……。

【感想】
ワカンダフォーエバー!!
日本で劇場公開される映画としては、
チャドウィック・ボーズマン最後の作品かな
(実際の遺作はネトフリの『マ・レイニーのブラックボトム』)。

ストーリーもキャラクターもシンプルで非常にわかりやすい映画。
好きだなー、こういう王道のポリスアクション。
間延びとは無縁の作品で、
息つく暇もないほど、
犯人逮捕に向けて動くから、
あっと言う間の99分だった。

激しい銃撃戦に、
全力疾走で犯人を追いかける体を張ったアクション。
邦画じゃ観られないハリウッドのスピード感みなぎる刑事モノは
いつ観ても興奮と緊張が共存するね。

しかも、マンハッタン島全封鎖というスケールのデカさ。
青島さん、「レインボーブリッジ、封鎖できません!」
とか言ってる場合じゃないです(笑)

終盤、"真の闇"が明かされるところも、
「そうきたかー」って思わせるリアルな動機に意外性があってよかった。

チャドウィック・ボーズマンが演じたデイビス刑事も、
ちょっと行きすぎた正義感で周囲を困らせてはいるものの、
あのブレないキャラクターも芯が通ってて僕は好き。
ある意味、『ブラックパンサー』の
ティ・チャラっぽさに通じるところはあるかなと。

シンプルがゆえに、
物足りなさを感じる人もいるかもしれないけれど、
わかりやすくてかっこいいのは、
多くの人に受け入れられやすいと思う。

ワカンダフォーエバー!!

http://www.21bridges.jp/


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