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圧倒的に面白いストーリー展開と工夫を凝らした映像表現に脱帽の『ターミネーター』

2021年08月09日 14時53分32秒 | 映画


【個人的な評価】
「午前十時の映画祭11」で面白かった順位:1/10👑
   ストーリー:★★★★★★★★★★
  キャラクター:★★★★★★★★★★
      映像:★★★★★★★★★★
      音楽:★★★★★★★★★★
映画館で観るべき:★★★★★★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
SF
タイムトラベル
カーチェイス
銃撃戦
ターミネーター

【あらすじ】
ロサンゼルス、現代。
夜の寂れた路地裏に突風が吹き荒れ、
電流がほとばしった瞬間、
闇の中から全裸の大男が立ち上がった。

ターミネーター:T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、
人類の未来を担うジョン・コナーの母、
サラ(リンダ・ハミルトン)を抹殺するため、
機械が人類を支配する未来からタイムトラベルしてきたのだ。

そしてT-800を追って、
1人の戦士カイル・リース(マイケル・ビーン)もまた、
未来から現代に送り込まれた。

未来の人類の命運をかけた戦いが今始まる。

【感想】
「午前十時の映画祭11」にて。
1984年のアメリカ映画。

これはすごい、今観てもすごい。
全身が震えるほどの面白いストーリー。
執拗に追いかけてくるターミネーターの恐怖とスリリングな展開。
映像技術がまだ未熟だった時代の工夫を凝らした映像表現。
そのすべてがパーフェクトだと感じる。
当時34歳の若さでこれを作り上げたジェームズ・キャメロン監督のすごさたるや。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』もそうだったけど、
メインキャストと監督が20代~30代で固まっていると、
名作になるのではないか疑惑(笑)

僕はこの映画の世界観がすごく好きなんだよ。
詳細な設定は後から付け足されたとは思うんだけど、
未来において、"スカイネット"(本作ではまだこの名称は出てきていなかったけど)と呼ばれる
戦略防衛コンピュータシステムが突如自我に目覚める。

脅威を感じた人類が停止させようとしたところ、
スカイネットはそれを自らへの攻撃として捉え、
1997年にロシアに向けて核ミサイルを発射。
これに触発されて、
人類同士が核戦争を始めるんだよね。

その後、スカイネットは機械軍を編成し、
生き残った人類の殲滅を開始。
絶滅寸前にまで追い詰められた人類側に、
ジョン・コナーという指導者が現れ、
機械軍に抵抗していくってのが、
この映画における未来の話。

どうしようかと考えたスカイネットは、
「そうだ!ジョンの存在をなかったことにすればいいんだ!」とし、
過去にターミネーターを送り込み、
その母親であるサラ・コナーを抹殺することを計画。
それを知ったジョンは、
自分の部下であるカイルを、
母親の護衛にと過去に送る。
小さい頃にこの映画を始めて観たとき、
すんごい夢のある話だと思った。

ジョンの父親はカイルなんだけど、
カイルは過去で死んじゃうんだ。
ジョンは死ぬことがわかって、
自分の部下を過去に送り込むんだよな。
もちろん、カイル自身もそれをわかった上で、
その任務を引き受ける。
だって、そうしないとジョンが生まれないから。
ジョンが生まれないと、
この人類vs機械の戦争に勝つことができないから。
自分の部下が、
若き日の自分の父親っていう心境も、
どういうもんだろうかっての、
一度味わってみたいけど(笑)

あと、やっぱりシュワちゃんがいいよね~。
あの屈強な肉体に、
ピクリとも動かない表情は、
小さい頃恐怖しか感じなかったもん。
当時のシュワちゃんはまだ英語が得意じゃなく、
あまりいい役がもらえなかったらしいけど、
逆にそれがサイボーグを演じる上でよかったとのこと。
それで彼は一躍スターになったのだから、
どんな役が当たり役になるかわからないもんだね。

でも、この歳になって観ると、
シュワちゃんのかっこよさよりも、
サラの成長の方が興味深く感じる。
彼女はそれまでレストランでウェイトレスのアルバイトをしている
普通の女子大生だったのに、
この一件があってからきっと猛勉強をしたんだろう。
戦闘技術と組織論を学び、
それをすべてジョンに叩き込むという
最強の女戦士に成長しているから。
本作でも冒頭では女の子の顔をしているけど、
ラストでは完全に達観した戦士の顔になっているのも印象深い。

ちなみに、僕が初めて観たセックスシーンがこの映画。
純愛もロマンもへったくれもない、
いつ死ぬかわからない極限状態における男女の情愛は、
幼い男の子には衝撃的でした(笑)

午前十時の映画祭11 デジタルで甦る永遠の名作

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