自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

天狗岳雪山テント泊 #終

2021年04月09日 |     八ヶ岳
東天狗岳山頂からは、1月に撤退した硫黄岳の爆裂火口を眺めることが出来たが、
主峰赤岳の上にかかる雲が晴れることは無かった。



西天狗岳の山頂へと延びる稜線上のトレースがとても綺麗だった。



東天狗岳山頂で約20分ほどゆっくりしてから下山を開始する。



下山はスリバチ池奥庭方面で戻ることにした。



奥庭ルートは岩の吐出が多く、
アイゼンを引っかけないように慎重に歩く。

この後ヒュッテに戻り、テント場周辺で各々夕食をとったが、
野外の宴も気温の低さには流石に耐えられず、早々と各自のテントで暖を取ることになった。
テントに引き上げてから間もなくして、フライシートから伝わる音で
外では雪が降っていることが分かった。



翌朝、昨晩からの雪は20~30センチほど積もっていた。
同僚たちとの相談の結果、
西天狗岳への登頂を諦め、渋の湯へ下山することとなった。



テントを撤収して、8時半下山を開始する。
黒百合ヒュッテからの登山道は、誰も歩いていない新雪に
トレースを付けて歩く。



ヒュッテから約30分、唐沢鉱泉分岐に到着



雪が音を吸収し、静寂の森。
歩いているだけで気持ちが良い。





ヒュッテを出発してから約1時間半。
登山口が見えてきた。



渋の湯登山口に無事到着。



あとは車まで数分だね。
2日間お疲れさま。



残雪期天狗岳テント泊登山。
東天狗岳山頂から見渡した、辺り一帯の白銀の山々は絶景だった。
心配した夜の冷え込み対策も問題なく、終始快適に過ごし、
また一歩、登山が楽しめた2日間だった。


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天狗岳雪山テント泊 | TOP | ミツバ岳登山 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries |    八ヶ岳