前回のオイル交換から半年が経ちました。
説明書を読んでみます。
タップが手持ちのタップハンドルに入りません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
上手く出来ました\(^o^)/
もう、どうにでもなれ、やぶれかぶれのヤケクソ気分ですψ(`∇´)ψ
次にポンチで叩いてタングを折ります。
折れたタングを磁石でネジ穴から取り除きます。
今まで使っていたガスケットも純正ですが素材が違う様です(・・;)
オイルストーンで面出しをしたら新しいガスケットを貼り付けます。
クランクケースカバーを取り付けたらボルトを規定トルクで締め付けます。
今回はオイルクリーナーエレメントも交換時期です。
以前アイドリングを安定させようと重いローターASS'Yを探していたところ、輸出仕様のヤマハ初期型XS用純正ローターASS'Yを見つけて手に入れてから放置してあったのを思い出しましたΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
購入前の確認でセラーさんに私のGXのローターASS'Yの重量を伝えると、私のGXのローターASS'Yより少し重いとの事でした∑(゚Д゚)
という事はスロットルレスポンスが悪くなるかも知れませんが低速トルクは上がりそうです。
アイドリングも更に安定するのではないでしょうか?(•́ω•̀)?
この際、オイル交換のついでに交換して試してみようと思います。
他にも過去の記事にありますが、何年か前にローターASS'Yを交換した時にクランクケースのネジ穴が1箇所舐めているのを発見していました。
バイク屋さんを何軒か回ったのですが、ネジ穴が貫通していない場所はクランクケースを割って修理するか、アルミを流し込んでネジ穴を掘るしか無いと…(ノД`)
そうなると内燃機関屋さんのテリトリーに入り、余裕で数万円は掛かるとの事でした:(;゙゚'ω゚'):
アドバイスとしては、液体ガスケットで誤魔化せば良いと…( ̄▽ ̄;)
自分でヘリサートをやるならセットを買えば2,000円ちょっとで出来ます。
仮に失敗したらクランクケースを交換しないといけないかも知れませんが、以前にエンジンを載せ換えた時のGXのスペアエンジンがあります∑(゚Д゚)
何とかなる気がして来ましたψ(`∇´)ψ
ダメ元でヘリサートもやってみますd( ̄  ̄)
早速ドレーンプラグを緩めてエンジンオイルを抜きます。
オイルクリーナーエレメントも取り外します。
エンジンオイルが抜け切ったら新しいオイルクリーナーエレメントを取り付けて規定トルクで締め付けます。
ドレーンプラグも規定トルクで締め付けます。
ここまで出来たらエンジンオイルを入れる前にローターASS'Yを交換します。
左側のクランクケースカバーを開けたらローターホールディングツールとロータープーラーを使ってローターASS'Yを取り外します。
まさかこのSSTを再び使う事になるとは思いも寄りませんでしたσ(^_^;)
やはり重さが違うようです。
構造が違うのか取り外したローターASS'Yを見比べると…
輸出仕様のXSのローターASS'Yは点火タイミングマークの線が多いです∑(゚Д゚)
B.T.D.C10degの点火タイミングマーク「F」の目盛りを中心に+2degのAdvanceと-2degと-4degのRetardの中間目盛りが彫ってありますd( ̄  ̄)
何処の何方が何の目的で使用する目盛りか分かりませんが…( ̄▽ ̄;)
何の為の線でしょうか?(•́ω•̀)?
故意に規定値よりAdvanceさせたり、Retardさせたりする為でしょうか?
Advanceはハイオクガソリン入れた時の為?
Retardは何の為でしょうか。
レギュラーよりすぐ燃えるガソリン?(•́ω•̀)?
構造も外見に差はない様に見えます。
材質が違うのでしょうか?
何方かご存知の方はいらっしゃいますでしょうか(ToT)
私の頭では考えても分からないので作業を進めますσ(^_^;)
クランクシャフトのテーパー部をパーツクリーナーで脱脂してウッドラフキーを取り付けたら、ローターASS'Yの取り付けボルトを規定トルクで締め付けます。
次にいよいよヘリサートです((((;゚Д゚)))))))
工具屋さんで2,000円ちょっとで購入して来ました(^^)
説明書を読んでみます。
私、死ぬのでしょうか…:(;゙゚'ω゚'):
取り敢えず準備します。
タップが手持ちのタップハンドルに入りません(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
こうなったら手持ちの工具でタップハンドルを作ります。
上手く出来ました\(^o^)/
もう、どうにでもなれ、やぶれかぶれのヤケクソ気分ですψ(`∇´)ψ
ドリルを垂直に挿入して穴を拡張して、下穴が開いたらタップを立てます。
切屑は綺麗に除去します。
もちろんタップも垂直に立てないと大変な事になるので全神経を集中させます( *`ω´)
タップが完了したらスクリューコイルを挿入します。
2/3ほど入りました。
もう少しですd( ̄  ̄)
そのまま少しずつ挿入していくと…
完全に入りました\(^o^)/
次にポンチで叩いてタングを折ります。
折れたタングを磁石でネジ穴から取り除きます。
後はクランクケースカバーを取り付けて完了です。
ガスケットは純正の物を使います。
いつもの魔法の液体ガスケットを塗ります。
今まで使っていたガスケットも純正ですが素材が違う様です(・・;)
オイルストーンで面出しをしたら新しいガスケットを貼り付けます。
クランクケースカバーを取り付けたらボルトを規定トルクで締め付けます。
恐る恐るトルクを掛けていくと…
「カクッ‼︎」
やりました\(^o^)/
ヘリサート成功です(`_´)ゞ
規定トルクで締め付け出来ました(^^)
取り付け完了したら気になる点火タイミングも合わせて確認しておきます。
点火タイミングは一番長い線に合わせるのでしょうか(・・;)
忘れずにエンジンオイルを入れます。
エンジンオイルを規定量入れたら、試しにタイミングライトを使って確認してみます。
左側
右側
やはり一番長い線で点火している様です。
先日、点火タイミングを調整したばかりだったのでまだズレていませんでした\(^o^)/
ジェネレーターカバーを規定トルクで締め付けます。
舐めたネジ穴のところはもう大丈夫でしょう(^^)
気になるアイドリングとアクセルレスポンスは…
アイドリングもいつも通り、実際に走ってみるとスロットルレスポンスも変わりありません。
…何も変わってない気が( ̄▽ ̄;)
取り敢えずヘリサートが成功したので、とても安く済みました\(^o^)/
エンジンオイル・オイルクリーナーエレメント・ローターASS'Y 交換・クランクケースのネジ穴ヘリサートを業者さんに頼んだら工賃はいくらになるのでしょうか…:(;゙゚'ω゚'):
前回のオイル交換から走行距離を計算すると1,200kmでした(・・;)
気付けば今回のメンテナンスは1時間近くGXと戯れてましたψ(`∇´)ψ
ヘリサートまでされたのですね。
私の経験では、ヘリサートはなかなか難しい作業と感じているのですが、本当にすごいです。
説明書の通りにやったらたまたま上手く出来た感じですσ(^_^;)
雄ネジならともかく、雌ネジが舐めると大変ですね(>_<)
今回はスペアエンジンがあるので挑戦してみたのですが、それがなければ内燃機屋さんに出していたかも知れません(・・;)
何故ここの雌ネジが舐めていたのかは不明ですが…
10N・m以下のトルクのボルト締め付けの作業は、5〜25 N・mの範囲等のトルクレンチより、2〜10 N・mの範囲等の小さなトルクレンチの方が良いのでしょうかσ(^_^;)
そうですね、小トルクの締め付けは、小さなトルクレンチの方が安心感がありますね。長さも短くて、不用意にトルクがかかることも防げますし。
トルクのレンチの下限付近は、どうもトルクが掛かり過ぎているように感じることがありましたので、私は下限付近は使わないです。
トルクレンチも製品によって、精度の良し悪しがありますので、一概には言い切れませんが・・・
精度の高いトルクレンチは、メーカーが精度のチェックや校正をしてくれたりもします。
まぁ、そこまでの必要性は感じません(笑)
締め付けの勘所も、わかるようになっておられるのではないでしょうか?
トルクレンチがまだ、カチッといわないのにこれ以上締めるのは危ないかもとか。
やっぱりそうですよね!
そう思って小さいトルクレンチ買いました(`_´)ゞ
一度、過去の記事でオイルストレーナーのカバーのボルトをトルクレンチで締めている時にボルトをネジ切ってしまいました(・・;)
あのグニュって感覚、今でも忘れられませんσ(^_^;)
それ以来はトルクレンチを使っていても、危なそうな時は手締めにしています\(^o^)/