ぶらつくらずべりい

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詩「夜風」

2010-02-06 05:40:24 | 
夜になると僕たちはいつも昼に食べたメニューを語り合った。

朝になると疲れ果てて抱き合いながら寝てしまった夜を。

昼には君の柔らかい頬を胸に感じながら目覚めた朝を。

時はいつも残酷なほど勝手気ままに過ぎて。

君が教えてくれた夜風の心地よさは今でも簡単に肌に感じることができる。

君はもう僕に新たに一言も語ることはないけれど。

君はたくさんのことを僕に語る。