ぶらつくらずべりい

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阪森郁代「ランボオ連れて風の中」風抱く訪問者

2012-11-05 05:51:22 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
身のひとつ枯草原にしづませてかく自在なる肢体を余す

自在な肢体はあらゆる制限がある。自在さゆえの。例えば空は飛べない、速く泳ぐことも深く潜ることも出来ない。何より精神を解き放つことが難しい。枯草原には精神がないぶん、自在なのかも知れない。