ぶらつくらずべりい

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阪森郁代「ランボオ連れて風の中」千年木

2012-11-09 06:59:28 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
蝉啼ける夏のまどゐの中にゐてわが焦躁のとどめがたしよ

焦躁を感じるのは蝉が啼くから。そしてとどめがたいのは、蝉の啼き声のように絶え間無く溢れてくるからだ。その焦躁は蝉のように生き急ぐことで生まれるのだ。