ピタゴラス定規もできたので、本体の柱から作っていきましょうか
と言うか、本体の方で作るのが難しい部材は柱くらいしか有りませんけどね
この図面の分です。
同じ形の物を八本も作るので、昨日作ったピタゴラス定規が大変有効になりますが、
更に簡単に墨付けしたいと思う方は、
柱の先端のこの形をそのまま定規に作ってしまえば楽です。
実際、プロの職人さんとかなら同じ加工が数有る時にはそおすると思いますが?
八本と言うのが微妙な数ですね・・・(わざわざ定規を作るのかピタゴラスだけで行くのか??)
とにかく、まずは足元の斜め切り部分の墨をピタゴラスの5の方に当たりを付けた定規で切墨を付け
これを基準に1755mmの長さをとりますが、m(__)m図面で見て材料を上下ひっくり返して作業する方がやりやすいです。
で、右側の先端部はピタゴラスの12の方に当たりを付けた方の定規を使って墨を付けますが、
まずは、図面の通り反対の木口に付けた切墨から1755mmの長さを取って内向きに折り返すように
斜辺で140mmバックする墨を付けたら、そこから直角に19mm上向きに(材料をひっくり返しましたから)墨を付け、さらにその位置にピタゴラス定規を当て直して図面で言う46mmの部分だけでなく
材料の端から端まで(木場から木場まで)墨を付けてやります。
一様これで墨付けはできたことになるのですが、まだ完全ではありませんが先へ進みます。
丸鋸の出番です、付けた墨に丸鋸定規を合わせて固定してまずは図面の左側の木口から八本全部切っちゃいます。それから厄介な右側の木口を加工しましょう。
で、その右側ですが、まずは丸鋸定規の勾配を決めたら端から端まで通した隅に合わせて切り落とします。
この時点で差金、もしくはピタゴラス5の出番になります。???何で???
金折れに曲がった19mmの部分に丸鋸の入れようがないのです、だから材料を更に裏返して図面で見ている面に墨を回してこの部分だけこの面から切ってやります。(チョッとめんどくさいけど手鋸も登場です)
でまた更に墨付けした面に戻してピタゴラス12を当てて140mmの部分を切込み、最後は手鋸で切り落とします。
これで柱用の2x4の加工は終わりです。
理解できるかな?変な書き方してないかな?長々と書いてると自分でも訳が解んなくなるので
変なこと書いてたらお叱り下さい。m(__)m
ではまた次回