王貞治、松井秀喜…。巨人の名だたる4番打者と同じ勲章を手にした感慨を、阿部は短い言葉に込めた。「そういう方々の名前と一緒になれて、光栄に思う」。名実ともに4番打者として認められた今回の受賞を、静かに喜んだ。
巨人を3年ぶりの日本一に導いた立役者であることは、刻んだ数字が証明している。打率・340、104打点の好成績を残し、セ・リーグの首位打者、打点王を獲得。「ここまで納得できる数字はもうないんじゃないのかと思うくらい(成績には)満足している」。選手として迎えた円熟期を、自他ともに認める。
評価されたのは数字だけではない。守備の要である捕手として、主将としてもチームを鼓舞し続けた。選考委員長の王氏は「打つことや守ること、リーダーとして、すべての面で彼は素晴らしい活躍をした」と称賛した。
3月に行われるWBC本大会に選出することを山本監督はすでに公言している。「JAPANのユニホームを着たら、お尻がキュッと引き締まると思う」と阿部。誰もが認めるその存在感で、今度は侍ジャパンを牽引(けんいん)する。
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舞台「放浪記」やテレビなどで人気を得た女優で文化勲章や国民栄誉賞を受けた森光子さんが10日午後6時37分、肺炎による心不全のため都内の病院で亡くなった。92歳。京都出身。14日、親族ら身内だけで密葬が営まれた。甥の柳田俊朗さんによると、密葬は本人の希望だったという。
1人暮らし森さんは、栄養管理のためにたびたび短期入院しており、9月から都内の病院に入院していた。柳田さんは「静かに眠るように息を引き取りました」とコメントした。
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来週11月16日(金)放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」の出演者が決定した。今回登場するのは、KinKi Kids、シド、ソナーポケット、地球三兄弟、中島美嘉、西野カナの6組。
出演アーティストのうち、地球三兄弟はTHE EARTH(桜井秀俊 / 真心ブラザーズ)、Oしゃん(奥田民生)、スパ de SKY(YO-KING / 真心ブラザーズ)からなる新バンドで、結成後初のテレビ出演を果たす。また中島美嘉は約1年ぶりの音楽番組出演となり、KinKi Kidsはデビュー15周年を記念して「Anniversary」を披露する。それぞれのファンはオンエアを楽しみにしておこう。
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なでしこリーグの2012表彰式が13日、都内のホテルで行われ、最優秀選手賞の有力候補とみられていた、なでしこジャパンFW大野忍(28)がベストイレブンさえ逃した結果に、INAC神戸の星川敬監督(36)が異論を挟んだ。各クラブの監督らが務める投票者に「(投票用紙に)適当に書くな」と怒りをあらわにした。
FW登録ながら中盤のトップ下が主戦場で印象に残りづらいというハンデがあるものの、星川監督は「私の中でMVPは大野。ベストイレブンは人気投票じゃない。(投票に)責任を持ってほしい」と自身が投票した11選手の内訳まで明かし、真っ先に会場を去った。
大野が「優勝はチーム一丸で戦った結果。優勝監督賞も選手のおかげなので、星川さんは感謝してください」と笑いを誘ったのが救い。チームへの貢献度からみれば、大野の無冠は意外にみえるのも事実。ようやく人気を手にしたなでしこリーグに、思わぬ形で“問題”が残った。
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ソフトウエア世界最大手、米マイクロソフトが、発売したばかりのパソコン向け最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の設計を変更するのではないかとの観測が強まっている。
歴代のウィンドウズに採用されてきた「スタートメニュー」が廃止されたことで、利用者から戸惑いの声が上がっていることに加え、同社のウィンドウズ事業部門トップが、最新版の発売後わずか半月で突然退職したことが憶測を呼んでいる。
同社は12日、ウィンドウズ部門を率いてきたスティーブン・シノフスキー氏が辞任すると発表した。同氏はバルマー最高経営責任者(CEO)の後任候補の一人と目されてきた幹部。さらに辞任のタイミングが最新版を発売直後だったため、関係者の話題を集めている。
13日の米紙USAトゥデー(電子版)によると、最新版からスタートメニューが消えたことで「どう操作すればよいのか」と、とまどう利用者が多いという。スタートメニューをなくしたのは、ウィンドウズの搭載ハードウエアが伝統的なパソコンから携帯端末に移行し、タッチパネル方式による操作が主流になるとしてシノフスキー氏が、社内を説得したためだという。
これが不評だったことで同氏が解職されたとの見方が出ている。USAトゥデーは、シノフスキー氏の後任であるジュリー・ラーソングリーン氏が最新版の改修を指揮するのではないかとする関係者の見方を紹介している。
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ブルワーズの青木宣親外野手(30)がWBC出場を辞退したことが13日、分かった。日本野球機構サイドに不参加の意向を伝えた。
青木は2大会連続でWBCに出場。前回の09年大会は打率・324をマークし、松坂、岩隈とともにベストナインに選出された。日の丸への思いは強く、熟慮を重ねてきたが、メジャー1年目の疲労回復と来季への準備を優先させた。球団側もダグ・メルビンGMらフロントが出場を容認した一方で、ロン・レネキー監督は「チームを離れることで何かを失うだろう」と懸念を示していた。
山本監督はこの日のミーティングで選手に「メジャーの選手は不参加が多い。日本でやっているメンバーでいこうと思っている」と宣言。既にダルビッシュ(レンジャーズ)、岩隈(マリナーズ)、川崎(マリナーズからFA)も辞退の意向を伝えている。ヤンキースからFAとなったイチローは態度を明確にしていないが、オール国内組で臨む可能性がさらに高まった。
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巨人内海哲也投手(30)が今年7月26日に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使しないで、巨人に残留することを決意した。13日、都内の球団事務所で原沢敦GM(56)が明かした。同GMは「内海君に関しては『FA権を行使しないで残留します』と言う連絡を今日、いただきました。うれしいです。非常によかった」と話した。
今季15勝をマークし、2年連続で最多勝。チーム3年ぶりの日本一に大きく貢献した。「FA権は選手が獲得する極めて重要な、貴重な権利ではあるけれども、ジャイアンツとしては残留してほしいと、何度も何度もお願いをしました。彼が投手陣の取りまとめ役として一生懸命やってくれたことは評価しているし、練習態度もまじめに若手の手本になってくれた。流出は避けなければいけない」と、必要不可欠な選手と力説した。
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