セ・リーグ
■巨人・ホールトン-中日・吉見
2年目のホールトンが今季初登板。昨季の成績は12勝8敗0S、防御率2.45。吉見は昨季、19試合に登板し13勝4敗0S、防御率1.75。29日の開幕戦では7回6安打1失点で、勝敗はつかず。
■ヤクルト・館山-DeNA・高崎
初の開幕投手を務めた館山は今季2戦目。開幕戦では5回6安打3失点で勝敗はつかず。高崎は今季初登板。昨季の成績は24試合で7勝10敗0S、防御率3.20だった。
■広島・久本-阪神・メッセンジャー
中日から移籍1年目の久本。30日の今季初先発の試合では、4回4安打無失点だった。開幕戦に先発したメッセンジャーは今季2戦目。開幕戦では6回5安打3失点で白星を挙げた。
パ・リーグ
■日本ハム・中村-ソフトバンク・摂津
2009年のドラフト1位、中村勝は今季初先発。昨季は8試合で2勝2敗0S、防御率1.79。昨季の沢村賞、攝津正は開幕戦を6回3安打1失点で、白星を飾っている。
■楽天・則本-ロッテ・大谷
ルーキー則本は今季2戦目。プロ初登板初先発となった開幕戦では、6回1/3を投げ、6安打4失点で黒星を喫した。大谷は今季初出場。昨季は42試合で4勝6敗0S(5ホールド)、防御率3.20。
■オリックス・金子-西武・岸
金子は開幕戦に先発し、8回6安打7奪三振1失点。勝敗つかず。岸は開幕戦で6回8安打4失点で黒星を喫した。
※引用しました。
巨人・高橋由伸外野手が4日のDeNA戦(横浜スタジアム)で負傷し、ベンチに退いた。六回に中前にはじき返し、中堅・荒波が捕球できず、後ろにそらす中で全力疾走。だが二塁ベースを踏んだ直後にもん絶し、三塁ベースの手前で倒れ込んだ。原監督らが駆け寄り心配する中で、担架で運ばれた。
左ふくらはぎを痛めたもようで、代走が送られた。高橋由にとってはこの打席の三塁打が今季初安打だった。
※引用しました。
(パ・リーグ、楽天2-13オリックス、2回戦、1勝1敗、4日、Kスタ宮城)楽天2年目の釜田が今季初先発、3回1/3を投げ6安打6四死球8失点と精彩を欠いた。昨季7勝(4敗)を挙げた右腕は、本拠地での自身開幕戦を白星で飾れなかった。
釜田は立ち上がりからコントロールが定まらず、一回は坂口に右前打、糸井に四球を与えるなど二死満塁のピンチを招いたが、続くT-岡田を三ゴロに打ち取り無失点で切り抜けた。しかし二回、先頭・後藤の中前打、味方のエラーなどで一死ニ、三塁にすると坂口に犠飛を打たれ先制点を許した。さらにT-岡田に左前適時二塁打を打たれるなど4安打2四死球で5点を奪われた。四回には先頭の川端に四球、李に右前打を打たれるなど一死満塁と走者をためて降板。2番手のハウザーも後藤の中前適時打など4連打を浴び、この回6点を奪われた。
打線は三回に枡田の犠飛などで2点を返したが、その後は沈黙した。不甲斐ない大敗に試合後の星野監督は怒り心頭。8失点の釜田のピッチングには「引退前のおっさんが投げているみたいだ」と手厳しかった。
※引用しました。
夢の二刀流が“一歩後退”だ。日本ハム・栗山監督が、ドラフト1位・大谷翔平投手(18)の投手調整の見直しを決断した。「ブルペンに関しては全部変えた。(登板予定の)試合はいじっていないけど、根本的に洗い直した」と明かしたもので、今後はブルペンでの投球数を減らすという。
きっかけは先月31日の西武戦の試合前に75球の投球練習を行ったことだった。試合前にアイシングで体を冷やしたため、大谷の出場は代打のみ。キャンプやオープン戦とは違う緊張感のせいか指揮官も「思ったより疲れている」と感じているほどで、このままでは「打者大谷」の良さを奪ってしまいかねないと考えたようだ。
それだけではない。西武との開幕3連戦では初戦に2安打1打点と鮮烈デビューを飾ったが、2戦目は花巻東高の先輩・菊池に外角のスライダーで連続三振を喫し、代打出場の3戦目も右腕・十亀の外角シンカーで三ゴロに仕留められた。ここまでの7打席で4三振。ライバル球団のスコアラー陣が「雄星から喫した2三振が攻略の基本線。今は内角を意識させて勝負球を外へ逃げる変化球を投げておけば、まず大ケガはない」と話すように、早くも“弱点”をあぶり出されているのが現状だ。
ただでさえ難しいプロの投手の攻略を、投手調整と並行するのは至難の業。それを踏まえての二刀流挑戦ながら、コーチ兼任の稲葉も「今はいろいろな投手の球を見て勉強している最中。その中で結果を出せというのは難しい」とフォローする。まず野手として…は、正しい選択と言えそうだ。
※引用しました。