<広島5-4巨人>◇21日◇マツダスタジアム
7回に巨人らしくないミスが集中した。
無死一塁の守備で、坂本からの送球を受けた寺内が併殺を狙い、二塁から足が離れたと判定された。1死一、二塁からは丸の一ゴロを捕ったロペスが二塁に送球できず、同点の走者を二塁に進める形となった。続く代打前田の場面では二塁走者の生還を阻止するために、松本哲を中堅手に投入し、前進守備を敷いたが、完璧な捕球と送球でも生還を許す形となり、シフトの敷き方に甘さが見えた。
川相昌弘ヘッドコーチ(48)は「極端な前進守備ではなかったけど、松本は責められない。二塁ベースから寺内の足が離れたと判定されたのもあったし、ロペスが二塁で刺しておけば良かった」と悔やんだ。この回、原監督も今季初めてマウンドへ足を運んだ。だが、流れを止められなかった。
※引用しました。
◇セ・リーグ DeNA4―3中日(2013年4月21日 横浜)
DeNAが延長12回に高城の左前適時打でサヨナラ勝ち。今季初の同一カード3連勝で借金も完済した。中日相手の3連勝は07年4月以来6年ぶりとなった。
DeNAはブランコの4試合連発となる10号ソロなどで4回までに3点のリードも、終盤に追いつかれ3―3の同点に。延長12回、梶谷の執念の内野安打と犠打で1死二塁の好機を作ると、高城が高めの直球を左前にはじき返し、サヨナラ勝ちを収めた。
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◇セ・リーグ 阪神5―0ヤクルト(2013年4月21日 甲子園)
阪神のルーキー藤浪が21日、甲子園でのヤクルト戦に先発し、7回2安打無失点1四球4三振でプロ2勝目を挙げた。阪神は2季ぶり、和田監督就任後では初の4連勝となった。
ヤクルトは、3月31日のデビュー戦(神宮)で6回3安打2失点で初黒星を喫した“因縁”の相手。藤波は1回、151キロの直球で上田を三邪飛、三輪を左飛に打ち取って2死とすると、3番ミレッジには直球2球の後、緩いカーブで追い込み、最後は151キロの直球で空振り三振に斬った。2回は先頭のバレンティンを歩かせたが、畠山にはフルカウントから142キロの直球が際どいコースに決まって見逃し三振。続く宮本は直球で遊ゴロ併殺に仕留め、この回も無失点で終えた。3回、先頭の森岡の左翼への大飛球は強い風にも乗って左越え二塁打に。この試合初安打を許したが、中村を二ゴロに打ち取ると、スクイズを仕掛けた八木を空振り三振、上田を三ゴロと抑え、無失点で切り抜けた。
4回は2番からの好打順も三者凡退。バレンティンの安打性の当たりを鳥谷が横っ跳びでキャッチする味方の好守にも助けられ、この回も0点に抑えた。藤浪は5回も三者凡退で終えると、その裏に新井が1号ソロを放って、ルーキーに先制点をプレゼント。6回も8番・中村からの3人を無安打に抑えた。
6回裏に新井兄弟の連続適時打でリードを3点に広げた阪神。藤浪は7回1死からミレッジにフォークを狙われて左二塁打を浴びたが、バレンティンを三ゴロ、畠山は直球で空振り三振に斬った。
その裏は藤浪からの打順だったが、代打でコンラッドが登場。藤浪はプロ最長の7回を2安打無失点と上々の投球で終えた。後を受けた安藤、筒井も無失点に抑え、ルーキーに2勝目をプレゼントした。
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長野マラソン」(21日、長野市・長野運動公園スタート)
注目の川内優輝(26)=埼玉県庁=が2時間14分27秒で日本人として大会初優勝を果たした。
。午前8時30分のスタート時の天候は雪、気温0・4度、湿度95%という悪条件の中、序盤は川内、ベン、サング、黒崎の4人で先頭集団を形成。10キロ過ぎからは川内、ベンの2人がレースを引っ張った。だが、30キロ手前でソコロフが先頭集団に追いつくと、給水に失敗したベンが脱落。その後は川内、ソコロフの一騎打ちとなり、40キロ手前でラストスパートをかけた川内が先にゴールに飛び込んだ。
月桂樹の冠をかぶった川内は「ラスト2・195キロが勝負だと思った。我慢に我慢を重ねて勝ったので非常にうれしい」と喜びを口にした。
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◇セ・リーグ 巨人―広島(2013年4月21日 マツダ)
巨人の阿部慎之助捕手(34)が21日、広島マツダスタジアムでの広島戦の7回に今季5号本塁打を放ち、史上38人目となる通算300号本塁打を達成した。
巨人では王貞治、長嶋茂雄、原辰徳、松井秀喜と、昨年8月17日に東京ドームで行われた広島戦で達成した高橋由伸に続く6人目の記録となった。
阿部は2―1で迎えた7回1死1塁、カウント2―2からの低めの変化球を右翼席に運んだ。
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