アメリカの歌で好きなものは幾つかあるが、一番ほのぼのとするのが『懐かしのヴァージニア』だ。もう40年以上も前になるが、仕事(G7・サミットの取材)でヴァージニア州のウィリアムズバーグへ行ったことを思い出す。そこはイギリス植民地時代の風情を保つとてものどかな所だった。
『懐かしのヴァージニア』はそういう時代や場所を背景にして生まれたのだろう。日本では、以下の歌詞が最もポピュラーだと思うので載せておきたい。
<作詩:近藤玲二 作曲:ジェームズ・ブラント>
はるかなり ふるさと わがなつかしの ヴァージニア
黄金(こがね)の麦は 豊かに やさしく われを招くよ
ああ 喜びも悲しみも あけくれ捧(ささ)げまつりし
いとしの 母なる国よ わがなつかしのヴァージニア
森かげの ふるさと わがあこがれの ヴァージニア
友らはいこい 安らに 年老いし われを待てり
ああ ほほえみもささやきも はてなき愛に輝く
この世の み空なる国 わがあこがれのヴァージニア
https://www.youtube.com/watch?v=r_utDf1rEqU