黒味岳に登ってきました。
前日は豪雨、当日は快晴、翌日は大雨・・・と梅雨の中休みに登ることができて本当にラッキーでした。
この黒味岳コース、なかなか需要が無いのですがおすすめのコースです。
なぜなら、歩きはじめて30分で世界自然遺産地域に入っていくことができます。ちなみに縄文杉コースだと最後の30分でようやく入ります。
途中には屋久杉も。名のある屋久杉はありませんが・・・登山口に向かう途中、樹齢3000年の紀元杉を見る事はできます。
登山道の所々でヤクシマシャクナゲを見る事ができました。
今年は残念ながらお花は少なめですが、個人的には十分です。
足元には、ツクバネソウの花が咲いていました。よく周りを見ていないと見落とします。
黒味岳展望所からの眺め。手前には屋久杉が3本立ち並び、左手奥には黒味岳の山頂が見渡せます。
こちらは山頂付近のヤクシマシャクナゲ。蕾の時は、花の色が濃く、時間と共に白くなっていきます。
黒味岳の山頂に人が立っています。分かりますか?岩の上ですよ。
1831mの山頂に到着。正面奥には、屋久島最高峰の宮之浦岳が見えます。
360度展望が開けています。こちらは遠くに種子島が見えます。山が無く、ホントに平らな島です。
こちらは今話題の口永良部島。この時、噴煙はよく見えませんでした。
ちなみに屋久島は火山島ではなく、口永良部島からは数十km離れているので大きな問題はありません。
心配せずにぜひ屋久島に来てください。
帰りは、嘘のような青空が広がってきました。こちらはトーフ岩。山の頂に大きな岩が・・・不思議ですよね。
淀川小屋近くの淀川です。いつ見てもきれいな川にうっとりしてしまいます。
この時はナナカマドの若葉が日に照らされてとてもきれいでした。
山好きな人には、本当におすすめのコースです。体力的にも無理がないのでぜひトライしてみてください。