今年のGWは仕事もないので子供たちを連れて磯遊び(タイドプール観察)に行ってきました。
予定を立てていたわけでもないのですが、中潮でいい具合に潮が引いてくれていました。
最初のうちは慣れない子供たちも教えてあげると徐々に生き物を発見していきます。
クモヒトデの仲間。
海の中では腕を3本ほど出して、水面の小さな餌を集めています。
奥の方まで行くと大きなタイドプール(潮溜まり)があり、いくつもの生きているサンゴを見ることができました。
今回、一番お気に入りのサンゴ。
もちろんタイドプールの中には小さな魚がいっぱいいるのですが人影を察知してすばやく逃げたり、小さいのでなかなか写真に収めるのは難しいです。
よく分からないような生き物もいっぱいます。スナギンチャク?(イソギンチャクの仲間)。
大きな茶色の物体はナマコの仲間。子供たちは触ろうとしませんでした・・・。
ナガウニの仲間。穴の中に隠れているので引っ張り出すことができません。
屋久島名産カメノテ(亀の手に似ているの意)。お味噌汁の具や塩ゆでなどで屋久島の民宿に出てきます。
見た目は貝のようにも見えますが、カニやエビに近い仲間。
屋久島の人は「磯もん採り」と言って、このカメノテをよく採るので採りやすい場所にはおおきなカメノテはありません。
ウミウシの仲間。この他にもカニを3種類ゲットしました。生き物たちはよく観察した後は海に返してあげました。
何年ぶりかの磯遊びでしたが、思いのほか楽しいものでした。
新型コロナウイルスの影響で経済的には非常にきびしい状況ですが、普段はできないことができています。
ちなみに密集するような場所にはいっておりません。この日も遠目に地元の人が磯もん採りをしているのを3名ほど見かけただけです。