屋久島3度目?のリピーター様のMさん親子と蛇之口の滝トレッキングツアーに行ってきました。
蛇の口の滝は、屋久島では唯一、下山後にすぐに温泉に入ることがトレッキングコースです。
冬でも緑の濃い屋久島、撮影は1月始めです。
歩き始めてすぐに瑠璃色の「ルリミノキ」。
正月の飾りとしても有名な「センリョウ」。時々植物を観察しながら登っていきます。
途中には苔むしたところや水を汲んで飲むことができる場所もあります。
他の樹木の根っこに寄生する「ヤッコソウ」。珍しい植物でキノコではないですよ。
カラフルな実をつける「ボチョウジ」
白い実は珍しい?「シマイズセンリョウ」
こちらは赤い実でも「マンリョウ」。Mさんにはセンリョウとマンリョウの違いを分かってもらえたかな?
小川では「サツマイナモリ」の花が咲いていました。
標高が低いので亜熱帯性の樹木も見ることができます「アコウの大木」
屋久杉の森だけでなく、多様な森を有する屋久島の自然はやっぱりすごいです。
花崗岩(屋久島の土台です)の岩がむき出しになっている所。
途中、いくつか川を乗り越えて行くところがあるので増水時は注意が必要です。
それにしてもいつ見てもきれいな川です。大体どこでも水は飲めます。
「ツルコウジ」。これで万両・千両・壱両(ヤブコウジのこと)が揃いました。新年早々縁起が良いです。
ウラジロガシのどんぐり。ドングリを見つけると嬉しくなるのは私だけでしょうか?
岩や木に着生する「オオタニワタリ」。南の島だということを実感させてくれます。
屋久島の春を告げる花「オオゴカヨウオウレン(屋久島固有種)」が早くも咲いていました。
暖冬の影響かもしれません。
チケイランを発見!絶滅危惧種なので貴重です。
蛇の口の滝に到着。屋久島では珍しく水量の少ない滝なのですが、広大な花崗岩の岩が広がっています。
大きな滝つぼ。大自然に囲まれてこちらでお昼ご飯を食べました。
帰りは秘密の川原で休憩。
屋久島の川は本当に透明度が高くてきれいです。
滝もあったり。
この日は天気も良く、1月とは思えない気温で麓では最高気温が17度でした。
大きな寒波が来なければ冬でも楽しめる屋久島です。
次回は太忠岳に登りたいと言うMさん。山頂には高さ40mの天柱石が待っていますよ。
いつも屋久島に来てくださりありがとうございます。