今さらなのですが昨年の11月に行ってきた蛇の口の滝トレッキングコースをご紹介いたします。
標高が低いところなので冬でも安心して登ることができます。また、冬は虫がいないので意外と快適です。
最初の方は里に近いせいもあり、亜熱帯性の植物がみられます。
ボチョウジ。カラフルな実がとても目立ちます。
珍しい植物ヤッコソウ。他の樹木の根っこに寄生しています。
白谷雲水峡に限らず屋久島では苔むしたところを時々見ることができます。屋久島はそれだけ雨が多いです。
アコウの大木。屋久島では屋久杉以外の樹木も数百年も生きて大木になっていたりします。
大きなキノコを発見!サルノコシカケの仲間だと思われます。
炭焼き窯の入口にヒメシャラの木が乗っかっていました。里山(屋久島では前岳という)では昔よく炭を焼いていたようです。
看板も時間とともにこのようになってしまったり。
川の近くで見られるホソバハグマの花。屋久島の固有種。
坊主頭を触っているような感触のコケ、アラハシラガゴケ。
こちらも結構珍しいヘツカリンドウの花。
どんぐりがいっぱい落ちていました。トトロの影響か、どんぐりを見るとちょっぴりうれしくなります。
途中、きれいな川を渡っていきますが、ここが一番危ないところ。大雨が降ると増水して渡ることができなくなります。安全の為にもなるべくガイドさんを頼んでくださいね。
蛇の口の滝に到着。水量は少ないですが、スケールの大きな滝です。
大きな花崗岩の岩。夏であれば泳ぐこともできますがライフジャケットは必ず着用しましょう。水は冷たく、海に比べて身体は浮きませんよ。
帰りはこんな河原で休憩しました。時間に余裕のあるコースなのでゆっくりくつろぐことができます。
また、下山口には尾之間温泉があるので温泉に入って帰ることもできます。登山のあとの温泉は最高ですね。
屋久島自然学校の蛇之口の滝トレッキングツアーはこちら。
ベンチも苔むしてきます。
折れてもなお生き続けています。
屋久島は縄文杉以外も見どころがあるのでぜひ見に来てくださいね。