ここではガイドブックには載らない地元の人しか知らないような屋久島の観光スポットをご紹介いたします。
今回は志戸子集落にある住吉神社。屋久島で一番大きな集落、宮之浦から車で10分ぐらいの所です。人口300人ほどの小さな集落ですので気をつけないと見過ごしてしまいます。
ちなみに志戸子集落ではガジュマル公園の方が有名です。ガジュマル公園に立ち寄るついでにこちらによってみるのも良いかもしれません。(専用の駐車場はありませんのご注意ください)
まずは数百メートルほどの参道を歩いていきます。周りには畑(ビワなどの果実)や草花などがあり、田舎ののどかな雰囲気が続きます。こちらはオオムラサキシキブの実。
小さな川が流れていて、「さくらばし」という名前がついていました。
道沿いにある石仏にふと興味が惹かれました。
近くでみると阿吽像の吽形ではないかと思いました。廃仏毀釈のときに壊されたのかもしれませんが、今でも大事にされているようです。
数千年の屋久杉にはおよびませんが神社らしくそこそこ大きな杉が生えています。
ちょっと変わった手水舎。
手水舎の片隅には石仏の身体の部分が置いてありました。もしかしら先ほどみた吽形の胴体かもしれません。事実は分かりませんが想像してみるのも楽しいものです。
拝殿が見えてきました。あまり訪れる人も多くないためか階段も少し苔むしています。
屋久島らしく焼酎がお供えしてあります。こちらではお神酒でも焼酎が使われたりします。お米があまりとれないので日本酒は作っていません。
オオタニワタリ(着生するシダ植物)があるのが南国らしいです。
こちらが本殿と樹齢数百年は生きているであろうアコウの木。
写真では大きさが伝わらないのですが、本当に大きいです。屋久杉を見慣れている私にとってはこちらの方が驚きました。(笑)
夜間、かがり火をつけた雰囲気もよさそうです。
今後も不定期ですが、屋久島の新たな見所をご紹介していきたいと思います。
ちなみに屋久島の里をめぐる観光ツアーも開催しております。興味のある方はぜひご参加ください。