この日の最高気温は20度超え。春らしい陽気に誘われて屋久島を半周ぶらりとしてきました。
屋久島の北西、永田集落で見られる景色をご紹介いたします。
まずはウミガメの産卵地として有名な屋久島いなか浜。
モクモクの雲。
遠くに見える島は口永良部島。屋久島からフェリーに乗って行くしか行くことができない島です。
オーシャングリーン。空や海を眺めているだけで気持ちの良いところです。
ここでお弁当を食べながらのんびりしていると、遠くに大きなタンカーが通っていきました。
この後目指す屋久島灯台の方角。
明治時代に造られ、鹿児島で唯一残っている灯台、屋久島灯台。
屋久島の人はどこちらかというと「永田の灯台」と呼んでいます。残念ながら中に入ることはできません。
裏側には気づかない人も多いと思いますが、えびす様が祀ってあります。
灯台とえびす様が屋久島の海を行き来する人たちを見守ってくれています。
ちなみに屋久島は白い岩(花崗岩)が隆起してできた島でこの辺りの海岸は花崗岩がむき出しになっています。
次は横河渓谷。屋久島には本当にきれいな川がいっぱいあるのですが、こちらは麓から近く行きやすいところです。
夏場は水遊びもできるところですが滑りやすく水難事故が多いところなので注意しましょう!
こちらの白い岩も花崗岩です。
少し奥の方に行くと苔のきれいなところもありますが、岩が滑りやすく、この時は裸足になりました。
岩の上で少し休みながら後ろを振り向いてみると上弦の月が・・・こんなちょっとした気づきがうれしいです。
帰り道、屋久島で二番目に高い山、永田岳(1886m)を眺めてきました。何日か前におおきな寒波が来たので山頂付近には積雪が見られます。日本百名山で屋久島で一番高い山、宮之浦岳が有名ではありますが、時間と体力に余裕があれば登ってほしい山です。
永田川の河口にはカモがいっぱいいました。どこから渡ってきたのでしょうか。暖かい屋久島は過ごしやすいかな?
そういえばこの永田川河口の少し上流に横河渓谷があり、ずっと先には水源となる永田岳がそびえています。
そして、永田川から流れてきた花崗岩の細かい砂がいなか浜に堆積してきます。
意図せず、ふと山から川、海へのつながりを感じた一日でした。
屋久島里めぐり観光ツアーはこちら。 (屋久島には狭い道があるので車の運転が心配な方におすすめ)