令和2年6月17日(水)晴れのち曇り
自主ハイク 参加者4名(男2、女2)車1台
久しぶりに、コウシンソウが見たくなったので、出かけた。
少し、遅めではあるが、花に出会えてうれしかった。
岩肌にひっそりと咲くコウシンソウは清楚で可憐だ。
今まで、何回か登ったが、今回は、結構きつい山に感じた。
だんだん山が高くなってきたのだろうか。
<行程表>所要時間:9時間15分、歩行時間:8時間
宇都宮5:00=銀山平6:10・・・一の鳥居7:20・・・七滝7:25
・・・鏡岩8:05・・・猿田彦神社跡8:44・・・大胎内11:04
・・・庚申山山頂(1892m)11:50-12:45・・・一般道分岐13:30
・・・庚申山荘14:27・・・一の鳥居15:40・・・銀山平16:35
==宇都宮17:40
では、写真をどうぞ!!
銀山平を6:10分に出発。天気は良さそうだ。
一の鳥居到着。林道歩きを終えて、ここからが登山道だ。
まず、七滝を見物する。ここで修験者が身を清めたのだろうか。
渓流添いを歩く。沢の流れが心地よい。
苔むした岩と清流。涼しくて快適だ。
新緑の木漏れ日の中を行く。
歩き始めてから約2時間で、鏡岩に着く。鏡岩にまつわる悲話が、案内板に記されている。
ほどなく、夫婦蛙岩だ。
登山口から約2時間半で、猿田彦神社跡に着く。庚申講の盛んな頃に神社があったようだ。
ここが、一般道とお山巡りの分岐である。お山巡りを行く。
早速、急登が始まる。
急なハシゴを登る。
尾根に近い少し平らなところで、一休み。ああ、疲れた。水分補給。
今度は、急な下りが待っている。
ユキワリソウの群生地だ。ユキワリソウとコウシンソウは相性がいいはずだ。
やっぱり、コウシンソウが近くに咲いている。
(首を右に曲げて見て下さい。画面が縦にならないんです。)
薄紫の花弁と黄色いくちばし。
ウスユキソウも可憐です。
ユキワリソウとコウシンソウのコラボです。今年はコウシンソウの数が少ない。
コウシンソウの咲いている岩壁からは、急な下りが待っている。
ゆらゆらした吊橋を渡る。
モミジカラマツが咲いている。線香花火のようだ。
ウツギも盛りだ。清楚で癒される。
クサリとハシゴが連続する。神経と体力が消耗する。
あの岩山の向こう側の崖下をトラバースしてきたんだ。
一気に展望が拓ける。
絶壁の岩の上で絶景かな!!絶景かな!!
見下ろせば、広葉樹の森が広がる。秋には素晴らしい紅葉の海となるだろう。
絶景ポイントから急なハシゴの下りが待っている。
(首を右に曲げてご覧ください。写真が縦にならないんです。)
ウスユキソウも咲いている。ハヤチネウスユキソウが思い出される。
大きな岩の脇を行く。
祠の跡らしい。庚申講の名残だろうか。
今度は、ぐらぐらする鉄のハシゴを下る。
ミヤマクワガタだ。薄い赤紫がきれいだ。
メガネ岩に着いた。自然の力が作り出した奇岩である。
まだ、スリリングな登山道は続く。
クサリ伝いに狭い崖を行く。緊張は続く。
ミヤマオダマキが咲いている。一輪咲いているのが風流。
崖下を行く。崖の奥に祠が見える。
ミヤマハンショウヅルもつるを伸ばして咲いている。
胎内岩が横たわる。
”庚申の岩戸”と呼ばれる洞窟の前に来た。この洞窟に何日も籠って庚申講の行者が
修行を積んだのだろう。
やっと、一般道との合流点に着いた。
これから山頂までは、約50分ぐらいの急登が待っている。
さあ、頑張ろう!!
ついに、山頂到着です。登山口から約5時間40分かかった。疲れました。ご苦労様!!
山頂から少し先に、展望の拓けた場所がある。ど~んと大きな山が出現。
右が皇海山、左のギザギザした山が鋸山だ。
絶景を眺めながら昼食。約1時間の楽しい時間を過ごす。
中央奥に、まだ雪を纏った至仏山が見える。
さあ、下山ですよ。下山は一般道を行く。
大きな岩の間を進む。
ここで、再び、コウシンソウの群落に出会う。
こちらの方が、たくさん咲いている。どうです、可憐でしょう!!!
今年は、花の数は少ない。いつか見た時には、岩一面に咲いていたのだが・・・
一の門をくぐって、一般道を下りる。
一般道といえども、ご覧のとおり、油断は禁物です。
狭い岩の間の急なハシゴも下ります。
庚申山荘の近くまで来ました。クリンソウがたくさん咲いています。
山頂から約1時間50分で庚申山荘に着きました。一泊2,080円と書いてありました。
もちろん素泊まりです。
水は、沢水が水道から流れっぱなしになっています。
庚申山荘から約2時間10分で一の鳥居に来ました。
ここから約1時間で銀山平登山口です。お疲れ様でした。
久しぶりに、コウシンソウを見ることができて、満足です。
天気にも恵まれて、気温も丁度良かったので条件は良かったのですが
こんなに庚申山がきつかったのかな~と感じました。年かなとガッカリ。
今回は、これでおしまい。
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