蔵王温泉スキー場・・・樹氷を滑る

平成26年1月20日（月）～23日（水）


宇都宮ハイキングクラブスキーサークル主催

参加者7名（男6、女1）車1台


恒例の蔵王温泉スキー場例会である。


1日目は午前中曇り、午後から晴れ、

2日目は一日中曇り、

3日目は午前中晴れ、午後から曇り


今シーズンは、前日までに晴れた日は一日しかなかったそうである。

この3日間で2日晴れたのは奇跡的といえる。何と幸運なんだろう。

日頃の行いがいいからだろう、きっと。



宇都宮から蔵王アストリアホテルまで、約4時間、2泊して3日間、スキー三昧で

温泉に入り、一杯やるという極楽、極楽の時間を充分堪能した。




今回の写真は、次の4部作でお送りします。

第一部　幽玄の世界

第二部　霧氷の世界

第三部　モンスターの世界

第四部　樹氷の世界（大きい樹氷をモンスター、小さいものを単に樹氷とここでは呼ぶことにします。）


くどくどと何枚も同じような写真が出てきますが、お付き合いください。


なお、今年の樹氷は寒気が強く雪が多いので、ここ20年で最大に成長しているとのことですので

お楽しみください。




では、第一部”幽玄の世界”からどうぞ！！


まず、3日間お世話になった蔵王アストリアホテルです。食事は美味いし硫黄質の温泉もいい。


名物”横倉のカベ”斜度38度が雪崩で崩落している。進入禁止。


青白い幻想的な風景。


水墨画みたいで、静寂な世界。


リフトで別世界に連れて行かれそう。


幽玄を滑る。足元が見えないので怖い。





次は、第二部”霧氷の世界”です。


寒々とした霧氷、枝にびっしりとついている。


晴れてくると霧氷が青空に映える。


カラマツについた樹氷はきめ細かくて美しい。


広々としたゲレンデと霧氷。平日なので、客は少ない。シュプールも数えるほど。


花畑の中をリフトは進む。


正に花盛りです。


枯れ木に花を咲かせる雪は魔法使い。


霧氷から樹氷へ。


樹氷と霧氷が混在している風景。青い空と真っ白い雪。


前方の真っ白い雲と青白い透き通るような雪が撮れてファインショットでしょ。

これから先はモンスターの世界だ。





これから第三部”モンスターの世界”です。


オオシラビソ(アオモリトドマツ)に雪が少しづつ堆積して、どんどん成長して樹氷となっていくのだそうです。



霧氷帯を過ぎるとモンスターが出現する。


モンスターの世界に入ってきた。


様々な動物の形をしているようで、見ていて飽きることはない。むしろ感動的だ。


どうです、飽きないでしょう。


自然の造形美は不思議で、実に神秘的だ。奥に見えているのが樹氷原だ。


ギリシャ彫刻の彫りの深い豊かな胸の貴婦人が見えてきた。


これはでっかい。両手を挙げて襲いかかってきそうです。


ゴジラみたいだ。


スピード狂たちが吠える。


モンスターを滑る。


雪質もいいし、あまり寒くはないし、爽快この上ない。







最後に第四部は”樹氷の世界”です。美しい大自然をご堪能ください。



樹氷は一つひとつが、よく見ると動物の顔・形に似ているだけでなく、時には地蔵様の顔にも、あるいは人間の顔にも見えます。

不思議な気がします。



まず、ロープウエイで山頂駅に向かうゴンドラの中から撮った写真をどうぞ。

ガラス越しなのであまり鮮明ではありませんが、シャッターを切らざるを得ないほどの見事な

樹氷群でした。










今度は山頂駅展望台からの風景です。今度は画像が鮮明です。


展望台ではみなさん歓声を上げ、次々とシャッターを切っています。

















展望台を下りて、展望台を望む。


山頂風景です。


開運の鐘をならしてお参りしました。いい年になりますように！！


２ｍ３６ｃｍあるお地蔵様も首までスッポリ。皆、明るい笑顔ででパチリ。


手の届くところ至る所、樹氷群です。


純白の世界です。


ゴンドラも絵になります。Ｏさんの写真拝借です。


山頂からザンゲ坂を滑ります。


画面から幸せそうな雰囲気を感じませんか？






最後に、名物を3つ


ひとつ　


黒姫ゲレンデのクレージーコース。自信の無い方ここまで、これから先は戻れませぬぞ。

圧雪していないコブと急斜面。


ふたつ


大森のカベ、斜度30度,非圧雪、コブ斜面（38度の横倉のカベが崩落しているので）


みっつ


アストリアホテルのあんかけもやしラーメン900円。ボリューム、味とも満点。






というわけで、素晴らしい3日間があっという間に過ぎてしまいました。

お蔭で、滑りすぎて太ももが痛い。



今回はこれでおしまい。





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