自然に恋して

春は山菜採り、夏秋はキノコ採り、春夏秋は山登り、冬はスキー、自然に恋する男がひとり

流石山~三倉山に花と稜線美を求めて

2016年06月12日 | 日記
平成28年6月7日(火)晴れのち曇り


自主ハイク

参加者 4名(男2、女2)車1台


花にはちょっと早いかもしれないが、流石山からの

稜線が美しいので訪ねる。


意に反して、花の数も豊富なことには感激。

また、3000m級の山でしか見られないような雲海と

滝雲との初めての出会いにも感動。


ちょと骨のある山行だったが、充分楽しむことができた。



<コースタイム>

大谷4:50==(下郷)林道終点手前駐車場7:30・・・大峠8:25・・・流石山(1822m)9:47

・・・大倉山(1831m)11:00・・・三倉山(1888m)11:50-12:50・・・大倉山13:30

・・・流石山14:18・・・大峠15:10・・・駐車場15:53==大谷18:30



では、写真をどうぞ!!


本日のコースマップです。


駐車場から出発!!


1時間ほどで大峠だ。大峠の向こうに雲海が漂うように横たわっている。


雲海を見ながら流石山にゆっくりと向かう。


流石山への稜線が伸びる。実に美しい。


コイワカガミに見守られて登る。コイワカガミは丁度、最盛期のようだ。あちこちに可憐な花を咲かせている。


雲海が眼前に広がってくる。北アルプスを彷彿させるような見事な雲海だ。


ただ、唖然として雲海を見つめる。心が取り込まれるようだ。


大倉山への稜線が延々と伸びる。中央の一番高い山が大倉山だ。


稜線には春の爽やかな風が吹き、実に快適だ。


1時間10分ほどで流石山山頂到着。いいペースできている。


ムラサキヤシオの彼方に雲海が浮かぶ。


ムラサキヤシオに見送られて大倉山に向かう。山の上とはいえ、この季節でも晴れると暑い。


キスゲ沼にサンショウウオか赤ガエルかの卵の塊が水の中に沈んでいる。


ムラサキヤシオと新緑のコントラストが光るようだ。


流石山からの稜線を振り返る。雲は那須側に懸っている。あんなに歩いてきたんだなァ~。


大倉山到着。流石山から約1時間10分。計画書通りに時間を刻んでいる。


目指す三倉山はとんがり帽子のようだ。


きつい登りだが、20分程度で登り切れるだろう。


大倉山を振り返る。左の大きな山がそうだ。


登山口から4時間20分で三倉山山頂到着。結構長かったような気がする。


山頂で、1時間かけてゆっくり食べたうどんの味は、これまた美味い。


下山途中、滝のように流れ落ちる雲海に見とれる。


これを滝雲というのだろう。まさに滝を流れ落ちる水のようである。初めての対面である。


ベニサラサドウダンの咲く登山道を下る。


雲海とはまさに海、海に浮かぶ島々が彼方に霞む。


雲海が流れ落ちる幻想の世界が目の前に展開している。


いつまでも釘付けにされてしまうようだ。


雲海に浮かぶ茶臼岳をはじめとする那須連山の山々が3000m級の山と錯覚をおこさせるほどの光景ではないか。


不思議な国に迷い込みそうな錯覚に陥る。


こんな光景を見ながら現実は流石山に向かって下山する。


大倉山からの稜線を振り返る。三倉山はもう見えない。


茶臼岳が近づく。高度が下がった分、山頂が少ししか見えなくなってきた。



今回出会った花を紹介します。


シウリザクラ


ウラジロヨウラク


ツクバネウツギ


ツマトリソウ


ハクサンチドリ


コイワカガミ


オオカメノキ


ヤマグルマ


ミツバオオレン


チングルマ


シナノキンバイ


ムラサキヤシオ


アズマシャクナゲ


ツクバネソウ


ツバメオモト



花と雲海、そして快適な稜線歩きを充分堪能した一日でした。

今回はこれでおしまい。



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コメント (1)
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