やまびこ農場ブログ~北沢ニジマスセンター・食べ物工房旬~

やまびこ農場・北沢ニジマスセンター・食べ物工房旬のブログです。ようこそいらっしゃいました☆

寒中です。池に氷が張ってその上に雪が積もっています。

2008-01-17 20:24:05 | Weblog
さすがに寒中です。今日は一日中零度でした。

抜けるようなそれでいて本当に寒そうな青空が広がっています。
枝に残った柿の実も、この寒さで茶色くなって今にも落ちそうです。

強い北風に杉の木の枝が落とされて、ニジマスの池の取水口をふさいでしまうので、日が落ちないうちに、首をすくめながら、見回りです。

取水口の網に木の葉がたまっていると、つめたい水に手を突っ込んでその葉を取っていきます。

寒中で、北沢ニジマスの魚達もちょっと冬篭りで、えさを食べないと思いきや、
「えさくれー」と
ぴょん、ぴょんはねているんです。
挨拶してくれてんでしょうけど。例えば、

「しょげてんなよ。」とか、
「寒いのはわかるけど、おいら達は、水の中だぜ。」とか

「俺達だって、人生ならぬ、いかに魚は生きるべきかについてかんがえてんだぜ」とか

池のそばに立つと挨拶してくれるんだから、やっぱり、いいもんだよ。なんて
時々考える。

じっと魚を見ていると、同じ顔ハズの魚が違って見えてくるんだから、

昔、人間も魚だったんだなんて思ってしまう。

実際、イワナの孵化を見ていると、最初の発生のときなんかあのカッコウは、人間も同じだと思う。
それが、ちょっとの違いで、人間になるか魚になるか、

おなじ生き物で、たいした差がないと思うよ。

死んで生きて死んで生きて繰り返して、悠久の時の流れ~みれば、
何のことない。

でも自分のことになれば、いざ、いかに生きるかって、魚でないけど、考えてしまう。
この限られた生の時間を。
 
そうは思わないかい。

では、また明日。