さすがに寒中です。今日は一日中零度でした。
抜けるようなそれでいて本当に寒そうな青空が広がっています。
枝に残った柿の実も、この寒さで茶色くなって今にも落ちそうです。
強い北風に杉の木の枝が落とされて、ニジマスの池の取水口をふさいでしまうので、日が落ちないうちに、首をすくめながら、見回りです。
取水口の網に木の葉がたまっていると、つめたい水に手を突っ込んでその葉を取っていきます。
寒中で、北沢ニジマスの魚達もちょっと冬篭りで、えさを食べないと思いきや、
「えさくれー」と
ぴょん、ぴょんはねているんです。
挨拶してくれてんでしょうけど。例えば、
「しょげてんなよ。」とか、

「寒いのはわかるけど、おいら達は、水の中だぜ。」とか
「俺達だって、人生ならぬ、いかに魚は生きるべきかについてかんがえてんだぜ」とか
池のそばに立つと挨拶してくれるんだから、やっぱり、いいもんだよ。なんて
時々考える。
じっと魚を見ていると、同じ顔ハズの魚が違って見えてくるんだから、
昔、人間も魚だったんだなんて思ってしまう。
実際、イワナの孵化を見ていると、最初の発生のときなんかあのカッコウは、人間も同じだと思う。
それが、ちょっとの違いで、人間になるか魚になるか、
おなじ生き物で、たいした差がないと思うよ。
死んで生きて死んで生きて繰り返して、悠久の時の流れ~みれば、
何のことない。
でも自分のことになれば、いざ、いかに生きるかって、魚でないけど、考えてしまう。
この限られた生の時間を。
そうは思わないかい。
では、また明日。
抜けるようなそれでいて本当に寒そうな青空が広がっています。
枝に残った柿の実も、この寒さで茶色くなって今にも落ちそうです。
強い北風に杉の木の枝が落とされて、ニジマスの池の取水口をふさいでしまうので、日が落ちないうちに、首をすくめながら、見回りです。
取水口の網に木の葉がたまっていると、つめたい水に手を突っ込んでその葉を取っていきます。
寒中で、北沢ニジマスの魚達もちょっと冬篭りで、えさを食べないと思いきや、
「えさくれー」と
ぴょん、ぴょんはねているんです。
挨拶してくれてんでしょうけど。例えば、
「しょげてんなよ。」とか、


「寒いのはわかるけど、おいら達は、水の中だぜ。」とか
「俺達だって、人生ならぬ、いかに魚は生きるべきかについてかんがえてんだぜ」とか

池のそばに立つと挨拶してくれるんだから、やっぱり、いいもんだよ。なんて
時々考える。
じっと魚を見ていると、同じ顔ハズの魚が違って見えてくるんだから、
昔、人間も魚だったんだなんて思ってしまう。

実際、イワナの孵化を見ていると、最初の発生のときなんかあのカッコウは、人間も同じだと思う。
それが、ちょっとの違いで、人間になるか魚になるか、

おなじ生き物で、たいした差がないと思うよ。
死んで生きて死んで生きて繰り返して、悠久の時の流れ~みれば、
何のことない。
でも自分のことになれば、いざ、いかに生きるかって、魚でないけど、考えてしまう。
この限られた生の時間を。
そうは思わないかい。
では、また明日。
