来る3月19日(土)に、名護市では、劇映画「沖縄」の上映会がある。あの文化座座長の佐々木愛さんの少女時代の作品だ。1960年代の反戦復帰運動の時代のお話。私はこれに行くつもりでいたのだが、時間が一部重なる形で、「ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会」発足集会が開催されると、今日の沖縄タイムスに出ていた。やっと開催にこぎ着けるようだ。
賛同人である私はこちらに参加することにした。
2022年3月19日(土)13:30 沖縄市民会館大ホール
「『台湾有事』の平和的解決をーあなたと未来の命を守るために」
講演:「核ミサイル戦争の危機」新垣毅(琉球新報報道部長)
ほか、唄・三線、呼びかけ人からのメッセージも。
こぞって参加しましょう。
ロシアのウクライナ侵攻を見ていて、ロシア軍がまっさきにやったことは、予想通り、対空ミサイル・レーダーの撃破。民間施設も巻き添えにした。それから対地攻撃ヘリがロケット弾を打ち込み、対空ミサイル網を撃破。
これを琉球諸島に置き換えて考えれば、真っ先にやられるのは、与那国島のレーダー施設と、宮古島と久米島の対空レーダーだ。無論、沖縄島にも対空レーダーも対空ミサイルも多数あり。
そしてこの「島嶼防衛論」がやばいのは、攻撃と防衛が完全に一体で、自衛隊と米軍が一体(指揮権は米軍)で動くのだ。この限りで言えば、集団的自衛権をもちださなくとも、個別的自衛権の発動から始まる。敢えて集団的自衛権をいうとすれば、米日両軍以外のオーストラリア軍などの同盟軍への攻撃への反撃が考えられる。
普通に生活していた人々があっというまに、戦時下に巻き込まれていく。これが今のウクライナで起きていることだ。明日は我が身だ。
中国は、台湾を武力で併合するなどとゆめゆめ考えていただきたくないものだ。台湾有事は沖縄有事であり、即日本有事になる。絶対にあってはならないことだ。武力に武力を重ねれば、とんでもないことになる。所詮、どこの軍隊も自己中集団だ。殺戮と破壊の専門チーム。軍事機密に守られる軍隊と国家はいらない。そなものと私たちは共存できない。(ヤマヒデ:2022年03月06日)