ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】違法なサンゴ移植に海上から抗議(20210816-⑤)

2021年08月18日 | 辺野古・大浦湾

2021年8月16日(月)晴れ ⑤ 大浦湾

大浦湾周辺の山に雄大積雲(なりかけ)が浮かぶ。オイルフェンスが邪魔。12:23

船の上で食事をとり、さきほど消えたサンゴの採掘船を探す。

汀間方面だろうと向かえば、いた! このつるんだ2隻だ。12:33

2隻とも潜るためのハシゴが掛れられている。12:34

防衛局職員か。違法な工事をやめるよう声をかける。沖縄県のサンゴ移植許可条件をもろに踏みにじる行為を強行する防衛省。海水温の高い時期、台風が来る可能性の高い季節の移植は、殺害に等しい。彼らは手続きだけ踏んだことにして、基地建設を進めている。許せるわけがない。12:35

カヌーチームの二人がスキューバで見てくると飛び出した。12:36

標識めがけて泳ぐ二人。12:39

あちらのダイバーだ。12:39

近づく我らがカヌーチーム。「頑張れ!」とは言わないが、内心はそういう心境。叫ばないのは、叫んでいたらぶれるから。あしからず。12:39

抗議の板を掲げてくれた。これは撮らなければ。「サンゴを殺すな」12:40

奥は長島とK-8護岸。あちらのダイバーはこの下に居るのだろう。12:41

高く掲げる。12:41

これが移植場所を示している。長島(ひだり)とカヌチャ・ホテル(後方)の真ん中辺だ。12:42

防衛局の民間警備会社が来た。12:43

フロートの奥に海保のGBも。12:43

こういう場面は海に出なければ撮れない。12:43

しかし一方で、あちらのゴムボート、エンジン切っているのかと心配になる。12:44

抗議の意志を届けるのがフォト・ジャーナリストの役割だろう。

原点を再確認させていただきました。

あちらのダイバーがあがる。12:51

こちらを牽制しに来た。CSP22 肖像権侵害である。12:51

因みに民間警備員でも公務の警備中をこちらが撮っても、肖像権侵害に当たらない。公務員は公務中ならば、いくら撮られてもそうなのだ(いたずらに撮られたらかなわないので、限界はある)。

抗議船の上からも。13:10

M船長じきじきに見てきた。13:22

こちらの安部崎側の標識までが移植先。13:31

 水深約10m。水深4mほどに盛り上がっているらしい。従来からの珊瑚礁の海。そこに海草などを剥いで植え付けるようだ。籠が4個置かれていたと。そこにさきほどとってきたサンゴが入っていると。接着剤はおかれていない。物理的に折って、化学的にくっつける。運がよければくっつくということらしい。  

 ここで、先週使われていた接着剤は強烈で、身体に害があると、明記されているそうだ。それをダイバーに素手でくっつけろとやっている。誰の命も省みない防衛省のようだ。

海上抗議行動は本日終了。丁度、大浦湾開口部から土砂運搬船が入る。GBが私たちの進路を制止に来た。13:38

ふりむけば、長島、平島だ。雨はひとまず降っていない。13:57

14時過ぎに陸の人に戻りました。皆さん、ありがとう。

 



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