ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

辺野古美謝川切り替え工事反対緊急行動(20211001-②)

2021年10月02日 | 辺野古・大浦湾

2021年10月1日(金)ー② 晴れ

 10時からキャンプシュワブ第2ゲート前で、ヘリ基地反対協議会が辺野古美謝川切り替え工事反対の集会をやるとのことで、私も駆けつけた。

 

第2ゲート前。10:20  右奥に、警察と軍警がいる。

丁度、北上田毅さんが発言中だった。名護市は法定外公共物管理条例で水路の付け替えに責任があるはずなのに放棄していること、沖縄防衛局は林地開発について県と協議すべきなのに、これを無視した工事着工はありえぬと批判。10:21

警察官が動いたと思ったら、軍用車両が入っていく。10:21

大城敬人(よしたみ)名護市議が発言。10:25

怒りのシュプレヒコール。10:34

10:34 米軍基地に向かって。60名が結集。

 名護市が言う説明は根本からおかしい。辺野古美謝川は、(不幸にも)キャンプ・シュワブ演習場の中を流れている。このため名護市の権限が及ばないのか?! 渡具知市長の釈明は、条例に「市有地であること」とあり、これをたてにとり、私有地が多いからと、切り捨てている。しかし水路である以上、市が一体的に管理しなければ、管理がいき届かなくなる。まして今回は、占用許可などではない。「付け替え」といって、そもそも水路の流れを変えるものだ。これに無責任を決め込むと言うことは、市民の財産を米軍様に差し上げますというに等しい行為だ。

 水は上から下に流れる。この地球上にあって、当然の原理を無視する名護市長。「洪水吐き」の付け替えという部分に切り縮めることはあってはならないことだ。

 現況は、辺野古ダムから

この流れから、大浦湾に流れ込んでいる。

それをダムの東側から管路をつけ、辺野古弾薬庫脇に流すというのだ。自然生態系を壊し、単なる流れに。赤土の流れもダイレクトになるだろう。

国道329号の急カーブを周辺最下部を329号の下をくぐり、右側から左側の海に流す。

第3ゲート(弾薬庫)前から大浦湾をみる。

第3ゲート前。これまで閉鎖されていたが、ここから工事用車両が入るようだ。右奥がシュワブゲート前。

また地中化工事の現場もこの近くだ(手前)。競合も起き、危険だろう。自動車の走行は要注意だ。

名護市への抗議と、沖縄防衛局にとことん抗議を。名護市民の水路・生態系を沖縄防衛局=米軍の丸抱えにし、基地建設を進捗させる工事を許さない。



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