ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

まだあたふたしている(20230826)

2023年08月26日 | 沖縄暮らし

 23日、24日、25日と3連チャンででかけた。23日が大浦湾、24日が辺野古・豊原(以上既報)、25日が嘉手納。酷暑の中だ。歩く基礎は、かなり回復したが、歩きながら考えるに至っていない。23日はクロサギをカラスかと思ったり、ダメだ、こりゃ。オオゴマダラは辛くも撮ったが、まぐれの域を脱していない。昨日など、嘉手納で失敗の連続だった。ハッキリ言って、蝶を撮るのと飛行機を撮るのでは、遙かに前者が難しい。飛行機は軌道の上を飛ぶわけではないが、急回転しようが、まぁ予想がつく。蝶は縦横無尽に飛ぶ。種によって異なるものの、喰われないように深化してきたのだろう。だから、フォトグラファーの分際で、そんな飛び方をやめろというわけにはいかないのだ。

 ただ、航空機の撮影も難しい。横・縦の大きさを見極めたり、光の調子をみないとならない。私が居る場所の光と、飛んでいるあちらが受けている光はかなり違うのだ。以前に広島で、市電を撮ろうとして、ここはいいぞと構えていたら、車両によって影ができてしまい、没だったことがある。たかが50m、100mの距離差でこれだ。飛行機は数百m、数千m離れているのだ。今は良くても、撮ろうと思う物が近づいてきたとき、そこで「◎」でなければならないのだ。

 昨日の嘉手納は雷雨に降られており、ピントも何もかもよくみえず。主翼上部に当たった雨滴が凄いことになっていたが、思うように撮れなかった。判断が遅いのだ。判断の仕方を忘れているのだ。

 帰路は、また降り出した雷雨に打たれ、思いの外、ビショビショになっていた。その上、車内は冷房しており、冷え冷えだ。帰り着く頃には、寒気がしてきた。着ている物を脱ぎ、身体を拭き、帽子等を乾かした。無論シャワーだ。カメラ・レンズも丁寧に拭いてやる。そして除湿機に入れる。カメラの方がデリケートだ。ただ、身体は2時間もしたら暑くなってきたし、身体の調整も大変だ。

 21日に中城村から撮った中城湾のブログを見てくれていた友が、ホワイトビーチ側から見ており、ぐっと近くから海自の潜水艦を撮っていた。立体的に見ることができれば、もっともっと真実に迫れるはずだ。一人の努力だけでは、大きな壁が立ちはだかっているが、協働した形ができれば、いろいろなことが前に進むはずだ。頭に焼き付ける努力抜きに、何も進まない。反戦・非戦・不戦に大きく前進したいものだ。

 無駄に見えることにも、色々と役立つことがあるものだ。



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