ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け35年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

辺野古変わったものと変わらぬもの(20221212)

2022年12月12日 | 辺野古・大浦湾

2022年12月12日(月)曇 

 今朝は、お久しぶりに辺野古浜テントに行きました。私はバスで追っかけました。実は客人がお二人おいでで、私はあぶれ。当然ですが、私たちのもとにきていただけるのであれば、私はあぶれます。

 しかし私が浜テントに行ったら、まだ3名と3匹はきておらず。どうしたんだろうと思い、連絡を取ったら、瀬嵩の「Hope Spot(希望の海)」の看板を見に行っていたらしい。相変わらずテント内は荒れている。机の上に箒がおいてあったり、入り口も開いていなかったり。当番の人がいるのに、何の対応もしていない。 

①ただ「民意は新基地建設NO」の看板が新調されていた。9:54

ぼろぼろだったから。そうです、この思いを伝えていくのが、このテントの使命じゃないのかな。私たちが辞めた理由と深く関わっています。

➁辺野古漁港(テント脇)をみれば、こう。いつのまにか、簡易舗装され、船を固定するリングが設置されています。9:55

考えてみれば、私たちがここに来たのは、11月9日以来でした。1ヶ月余りぶり。

 私はテント入り口を開け、箒をしまいました。

Yさんらが到着したので、お散歩に出ました。

辺野古川を橋で渡り対岸へ。

③ソレナシバの草が波に揺られています。満ちています。10:10

④豊原側に出た。10:21

けっこう波は高い。

⑤辺野古漁港奥にそびえる米国海兵隊キャンプ・シュワブの兵舎など。10:25

見えている全部を日本政府・防衛省が造っています。つまり私たちの税金が投入されています。

⑥10:25 このピカピカの建物を改めてそうだとみると、げんなりしてくる。

こいつは防衛省(沖縄防衛局)の資料から一体全体いくら税金を投じたのか、調べだして計算してみたい。めんどうだけど、できます。ただ契約額であって実支出額でない。それだって、もっと調べてみれば、より正確にわかるはずです。

⑦11月9日、全く咲いていなかったオキナワギクがあちこちに咲いていました。10:26

暖かすぎて、咲き始めが例年より遅いようです。崖の上(砂浜から2,3m上)。

⑧10:27

⑨高いとこなので足を岩のくぼみに架けて撮る。

オキナワギクは岩の割れ目に根を張っています。10:28

⑩10:28 咲いていて、嬉しいです。

⑪やっと腕が届く高さにありました。正面から撮影できる。10:31

この辺りで休憩。

⑫Rはブラッシングを受けて気持ちよさげ。Yサンをちらっと見上げています。10:43

⑬Cは座り込み。気持ちよさげ。10:44

⑭Mは動作が速い。ぱっと両足で掃いて、座る。右のRはやや遅い。よくいえば、自分の気に入るまでやる。10:45

3匹それぞれ個性的。決して同調圧力など受けていないかのよう。

⑮10:48 波の動きを見ながら、キャンプ・シュワブから埋め立て地を視る。

下手をすると靴が水に浸かる。

⑯奥で(西側)3隻で何やら潜水調査していた沖縄防衛局雇い揚げの「漁船」がそれぞれ辺野古漁港に戻っていきます。10:52

⑰帰りがけ。Mがこの岩場に飛び乗ったので、後をおったR。しかし下りはいささか怖い。斜度35度ちかくあるかな。10:53

でもさすがに、とんとんと降りた。

⑱降りて、再びなでてもらうR。10:55

⑲その間に私は再びオキナワギクを撮る。10:58

手前の葉と花はホソバワダンだろう。随分崖の上。

⑳ちょいと日差しが出た。埋め立てられた左右660mの壁。あの安和や塩川から土砂が投入されています。10:59

㉑11:00 (RとMの)母のCですが、気持ちよさげ。

㉒11:01 YさんとC。奥にR。

ここでは穏やかな時間が流れています。

私たちは戻ります。

㉓帰路の途中で。葉の下に虫が多数。Yサンが教えてくれました。11:10

私は下から覗き込む。赤に黒に白の「X」。調べてみたらわかった。シロジュウジホシカメムシ。こんな形で越冬するようです。

テント近くに戻ったら何やら人が集まっている。何かあったらしいが、私たちはテントに寄らず帰る。客人二人はテント2で草取りなどしてくれたようです。彼女らはゲート前で第2回目の座り込みに参加するという。ここで彼女たちと分かれた。

㉔第2ゲート先の陸側ゲート。この「LZ RAIL」の掲示は新しい。「LZ」とはラン㉔㉔《環境依存文字》着陸帯です。停車した車の中から撮影。

11:46

一旦帰宅し、午後4名で沖縄そばを食べに行きました。折角来られたので、交流しなければもったいない。16時頃まで一緒に過ごしました。

また、来てくださいね。私たちは歓迎します。

 

 

 



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